5日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）で、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、自分は放送倫理・番組向上機構（BPO）側だと訴える場面があった。
番組では、BPOの「放送と青少年に関する委員会」が先月、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について審議入りすることを発表したニュースを扱った。
9月から審議を行い、委員会の考えをまとめる方針だというが、夏休みをとっている東野幸治の代理MCとして出演していたロンドンブーツ1号2号・田村淳は「このニュースが出たとき耳をふさぎそうになりましたけどね。自分がやってきたことと照らし合わせて、俺は大丈夫なのかなと」と心境を語った。
この問題に関し松本は「腹立つのはすぐ、『ダウンタウンの番組は大丈夫なのか？』ってネットニュースが煽るわけよ。別にBPOさんはダウンタウンのことなんか、何も言ってないのに！」と自身らが名指しされた訳でもないのに話題にあがることに関して不満を明かした。
対立煽りをする人々に向けて松本は「BPOとダウンタウンのVS構造を作ろうとする世の中にちょっと腹立つのよね。年末の『笑ってはいけない』はどうなるんだ！ って言うんやけど。いやいや、むしろそれに関してはBPO側だからね」と痛みの伴う笑いを受ける側だと主張し、「俺もやめて欲しい『頑張れ！ BPO』って思ってますから」とBPOを応援し笑いを誘ったのだった。
