NPBが交代通告を怠った広島・佐々岡監督に厳重注意の制裁

広島・佐々岡監督

日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナー(81)は5日、前日(4日)のヤクルト―広島16回戦(東京ドーム)で球審への選手交代の通告を怠ったとして、広島・佐々岡真司監督(54)に厳重注意の制裁を科したと発表した。

NPBによれば佐々岡監督は8回裏の守備で投手をバードから森浦、左翼手を西川から上本に代えた。しかし、西川から上本への交代を告げず、その回の途中で投手を森浦からケムナに代える際に左翼手の交代を事後報告したという。

広島の鈴木球団本部長は「球団としては監督に『きちっとこれを忘れないようにしましょう』という注意喚起をしました」と話し、球団としての追加処分は考えていないとした。

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