大島由香里 “100日後に食われるブタ”をばっさり「ナンセンス」「食育ではない」

フリーアナウンサーの大島由香里が5日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演。ユーチューブで話題になった動画「100日後に食われるブタ」についてコメントした。

これは、5月から投稿されていたミニブタ「カルビ」と飼い主の生活を撮影したもの。動画のラストには毎回「食べられるまであと〇日」と挿入されていた。1日に迎えた100日目の動画はサムネイルが子ブタの丸焼きの画像になっており、「【閲覧注意】」などの表示が。

その内容は飼い主がカルビをケージに入れ車でどこかに運ぶと、戻ってきた時には段ボールに。自宅で段ボールを開くと、そこには殺処理されたブタが入っており、投稿者はそれを調理していくというものだ。だが、終了間際に一瞬「この物語はフィクションです」の文字が入り、カルビの生存をにおわせている。

これに「すごく考えさせられました」「食育動画だと思ってたけど、フィクションと入れることで意図が不明になった」などさまざまな意見が寄せられた。

番組の取材に応じた飼い主は「ほんとに食べてるか食べてないか、あえて炎上回避のためにあいまいにしてる部分ではある」とし「食べ放題のお店とかで安易に食べきれなかったら残すみたいな人が、ちょっと頭によぎるだけで必要以上に頼むのはやめておこうかな、とか、そういったきっかけに少しでもなればいいかなと思った」などと語っている。

これに大島は「ミニブタってそもそも食用じゃなくて、ペット用なんじゃないかって思うと、そのミニブタを100日間愛でるだけ愛でて、愛情をかけて育てて、それを丸焼きにして食べるって言うのは、どう考えても私の中ではナンセンスだなと思ってて。子どもに積極的に見せようとは全く思わない動画だなと思うんですよね」とぴしゃり。

続けて「ユーチューブでバズるために回数稼いで、もうけを出すためにやっているとしたら、これはちょっと食育ではないんじゃないの?って言う風に思っちゃいます」と不快感をあらわにしていた。

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