ホンダの清成、名越が表彰台。ヤマハ中須賀克行は開幕8連勝/全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝

 9月5日、2021年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 スーパーバイクレース in 岡山のJSB1000クラス 決勝が岡山県の岡山国際サーキットで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝した。

中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝
清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝

 決勝日は朝から晴れたり曇ったりの繰り返し。JSB1000クラスの決勝は曇天でスタートした。

2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝 スタートシーン

 好スタートを切ったのは亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)。すぐに清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)が首位奪取。中須賀が亀井を捕らえて2番手に浮上すると清成の背後につけるというオープニングラップから激しい攻防。

首位に立った清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝

 2周目には清成vs中須賀の一騎打ちが開始される。後方では亀井、加賀山就臣(Team KAGAYAMA)、名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)の表彰台争いが勃発する。

清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝

 中須賀は清成の背後につけたまま周回を重ねる。表彰台争いは3周目に亀井から名越に替わる。さらにこの争いに濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)が追いついて4台での争いに発展する。

トップを奪った中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝

 7周目。中須賀が清成の前に出た。中須賀は徐々に清成を引き離し、トップ単独走行の様相。表彰台争いは名越が制して単独3番手走行も、2番手清成からは大きく離されてしまった。これでトップ3台はそれぞれ単独で周回を重ねることに。

名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝

 レース後半は淡々と周回を重ねたトップ3台。そのままの順位でゴール。中須賀は清成に11秒近い大差を築いて今季8勝目をマーク。決勝が行われたレースでは開幕8連勝となった。

開幕8連勝を挙げた中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第6戦岡山 JSB1000 決勝

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