【フジサンケイC】今平周吾が64! 逆転で今季初V「3年連続の賞金王を目指して頑張る」

今平周吾

国内男子ゴルフの「フジサンケイクラシック」最終日(5日、山梨・富士桜CC=パー71)、3位から出た今平周吾(28=ダイヤ)が7バーディー、ノーボギーの64で回り、通算12アンダーで今季初勝利を飾った。首位スタートの石川遼(29=CASIO)は71とスコアを伸ばせず通算8アンダーで2週連続の2位に終わった。

今平は前半のビッグプレーで流れを引き寄せた。2番パー3で5メートルを沈めると、距離が長く難関の5番パー4ではグリーン右のラフから20ヤードをチップインバーディー。ボギーもあり得るピンチを一変させてみせた。

2つスコアを伸ばして迎えた後半は、一気に加速。17番パー5で後半5つ目のバーディーを奪い、2位と3打差となり「優勝できるかなと思った」と振り返るなど、終わってみれば完勝だった。

優勝賞金2200万円を加算して賞金ランキング6位に浮上。トップの星野陸也とは約2300万円差で、ビッグトーナメントが続く今後の結果次第では十分に逆転可能だ。

2018、19年と2年連続賞金王を獲得しており、20年と統合された今季は3シーズン連続がかかる。今平は「(シーズン)3勝と3年連続の賞金王を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

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