鎌田大地 原口元気との “連係不安” を否定「どの選手が入ってもやりやすさは感じている」

MF鎌田大地

日本代表MF鎌田大地(25=Eフランクフルト)が5日、カタールW杯アジア最終予選中国戦(7日=日本時間8日、カタール)へ向けたオンライン取材で自身の〝万能性〟を強調した。

森保ジャパンでは主にトップ下を担い、右のMF伊東純也(ゲンク)、左の南野拓実(リバプール)と2列目を形成する機会が多かったが、0―1で敗れた最終予選オマーン戦(2日、吹田)はMF原口元気(ウニオン・ベルリン)が左で先発。ともにプレーした時間も少ない中で連係面に物足りなさが残った。

しかし鎌田は「元気君との相性どうこうよりも、(オマーン戦は)個人のミスも多くて全員がよくなかった」との認識だ。それだけに誰と2列目組んでも、やれる自信をにじませた。「相性に関してはどの選手が入ってもやりやすさは感じている。(MF久保)建英との共存はもちろん、誰とでもうまくできると思っている」

さらにポジションについても「トップ下でなくとも他のポジションでも、やれると思っている。どのポジションでもある程度、良いパフォーマンスができる選手にならないといけない」。かつて中盤のユーティリティー性を自身の特長に挙げる一方で1トップの苦手意識を口にしていたが、今ならやっていく覚悟はあるようだ。

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