日本代表ＤＦ山根視来（２７＝川崎）が、国内組の意地を見せる――。
山根はカタールＷ杯アジア最終予選中国戦（７日＝日本時間８日、カタール）へ向けてオンラインで取材に対応。０―１で敗れた最終予選オマーン戦（２日、吹田）後に疲労の影響で代表を離脱した同ポジションのＤＦ酒井宏樹（浦和）から「国内組が少ない中で頼むぞ」と、その後を託されたことを明かした。
山根は代表デビュー戦となった３月の国際親善試合韓国戦でサイドバックながら得点を挙げ、インパクトを残した。酒井が離脱しており、勝利が求められる中国戦で出番が回っている来る可能性もあるだけに「何かを起こしたいという思いはある。試合に出てチームの勝ち点３に貢献したい」と力を込めた。
３月のＡ代表招集まで世代別を含めて日本代表にほぼ縁のなかったが、今回の最終予選で迎えたチームのピンチは、山根にとって代表のポジション確保へ大きなチャンスとなりそうだ。
