【パラ閉会式】反対派が競技場周辺で抗議活動 警察ともみ合う場面も全世界へ “配信”

座り込む反対派を強制排除する警官たち(ロイター)

東京パラリンピックの最終日を迎えた5日、閉会式が行われた東京・国立競技場周辺で五輪・パラリンピック反対派が抗議活動を行った。

反対派は国立競技場の近くのJR千駄ケ谷駅前で反対を訴えるスタンディングデモ、原宿駅前からは抗議のリレーをスタートした。東京五輪の開閉会式でも騒ぎになったことから、多くの警察官が配備され対応にあたった。

この様子はロイター通信も配信。警察ともみ合う場面、座り込む参加者を排除する姿、公式マスコットに似た姿で「パラリンピックより命を守れ!!!」と反対のメッセージをアピールする姿が世界に配信された。

抗議活動は午後6時から閉会式が始まった午後8時すぎまで展開。ネットでは五輪・パラ廃止を訴える「オリパラ廃止式」を開催すると発表し、参加を呼びかけていた。

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