香取慎吾がチャリティプロジェクト始動 NFTアートでパラスポーツを支援

チャリティ企画をスタートさせる香取慎吾

タレントの香取慎吾(44)が5日放送のネット番組「7.2新しい別の窓」(ABEMA)内でパラスポーツ支援のチャリティ企画「香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト」を始動することを発表した。

香取は稲垣吾郎、草なぎ剛との「新しい地図」でパラスポスペシャルサポーターを務める。5日に東京パラリンピックは閉幕したが、同企画で引き続きパラスポを支援することを表明した。

この「NFT」とは「Non Fungible Token(ノンファジブルトークン)」というもの。暗号資産などに用いられるブロックチェーン技術を活用し、あるデジタルデータに事実上「偽造不可能な証明書」を付与するもの。これまでデジタル化されたアートは、コピーや改ざんなどの恐れがあったが、このNFTでは1つ1つが「価値」を持つ。現実で「絵画」を売買するようなことが、デジタル上でも可能になる。

企画では香取がパラスポ発展のために描いた壁画「i enjoy!」がNFTアートとなり、3900円を寄付することで、シリアルナンバーが付いた同作品がデジタルで手元に届く(数量限定)。

この寄付金は全額、パラサポセンターに寄付され、国内のパラ競技団体及び国際パラリンピック委員会によるパラスポ普及やダイバーシティ&インクルージョンの推進に活用される。

香取は「今回の愛ある取り組みでアナタにとって唯一無二のデジタルな宝物が出来たら嬉しいです」と思いを明かしている。

また7日21時から、香取が「新しい地図」の公式ラインアカウントで、自身初となる「ラインライブ」を行い、生配信で、この企画への思いを語る予定だ。

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