フェルスタッペンが選手権首位奪還「ルイスからのプレッシャーの下、勝つのは簡単なことではなかった」F1第13戦

 2021年F1オランダGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはポールポジションから今季7勝目を挙げた。

 ソフトタイヤから21周目にミディアム、40周目にハードに交換する2回ストップで72周のレースを走った。1回目のピットストップ後の8周以外をリード、母国GPでの勝利を飾った。

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)は2位とファステストラップを記録。第13戦終了時点で、ドライバーズ選手権においてフェルスタッペンは、ハミルトンを抜いて再びトップに立った。

2021年F1第13戦オランダGP表彰台 優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)と2位ルイス・ハミルトン(メルセデス)

■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=1位
 もうひとつのホームトラックで勝つことができてとてもうれしい。ドライバーズ選手権の首位を取り戻せて最高の気分だよ。

 今週末に向けて期待が高まっていたが、(ファンの)期待どおりの結果を出すのは決して簡単ではなかった。でもここに来てくれた観客の皆は素晴らしかった。彼らの前で勝つことができてとてもうれしい。

2021年F1第13戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 とてもタフなレースだった。ルイスのプレッシャーは大きく、メルセデスは2台ともとてもペースがよかった。それでも僕たちは必要な場面で3秒のギャップを保つことができた。それがとても重要だったと思う。

 チーム全体のパフォーマンスは素晴らしいものだった。正しい判断を下し、レースをとてもうまくコントロールした。

2021年F1第13戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝

 このコースを72周走るのは最高の気分だった。大勢のファンがいる前だからなおさらだ。彼らはレースの間ずっと熱心に応援してくれた。こんな経験は生まれて初めてだ。

 もちろん今夜は家でお祝いするよ。でも次の週末はモンツァでレースだ。選手権争いは接戦だから、ベストパフォーマンスを発揮していきたい。

2021年F1第13戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝

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