-2021グリーンプリンティング(GP)認定制度3賞決定-

GP環境大賞・GPマーク普及大賞・GP資機材環境大賞 本年よりGP環境大賞ゴールドプライズ創設

2021年9月6日
一般社団法人日本印刷産業連合会

報道関係各位

一般社団法人日本印刷産業連合会(東京都中央区、会長:藤森康彰、略称:「日印産連」)は、グリーンプリンティング(GP)認定制度「2021 GP環境大賞」、「2021 GPマーク普及大賞」及び「2021 GP資機材環境大賞」の受賞者を決定しました。また、本年より「GP環境大賞ゴールドプライズ」を新たに設けました。

日印産連では印刷業界の環境配慮自主基準を達成した工場・事業所を認定するとともに、同基準に適合した印刷製品への「グリーンプリンティング(GP)マーク)」表示、並びに印刷工場が使用する資機材の認定など、印刷総合環境配慮制度「グリーンプリンティング(GP)認定制度」の取り組みを進めています。

GP環境大賞は、印刷業界が地球環境への負荷低減に取り組むために創設したGP認定制度に対し、深い理解と本制度を積極的に活用いただいている企業や団体に敬意と感謝の意を込めて贈るものです。2021 GP環境大賞は、2020年度(2020年4月から2021年3月まで)にGPマークを表示した印刷製品をより多く発行した企業・団体を表彰いたします。
また本年より、表彰の対象を一般印刷とパッケージ印刷の2部門に分けるとともに、過去3回以上GP環境大賞を受賞した企業・団体には、その活動に対して最大の賛辞と敬意を表するために新たに「GP環境大賞ゴールドプライズ」を贈呈することといたします。

GPマーク普及大賞は、GPマーク表示にもっとも貢献したGP認定工場を他の工場の模範として表彰するものです。2021 GPマーク普及大賞は、2020年度(2020年4月から2021年3月まで)にGPマーク表示印刷製品をより多く受注し、GPマーク普及に貢献したGP認定工場(会社単位)を表彰いたします。こちらも本年からオフセット印刷部門、グラビア・シール・スクリーン印刷部門、製本・表面加工部門の3部門に分けて表彰いたします。

GP資機材環境大賞は、印刷工場の環境負荷低減及び作業環境改善に貢献し、GP資機材認定製品を積極的に提供いただいている資機材メーカーに贈るものです。2021 GP資機材環境大賞は、2021年4月1日現在においてGP資機材認定製品の登録が最も多い資機材メーカーに対し、資材、機材の部門別に表彰いたします。なお、本賞については、過去に受賞したメーカーは表彰対象から外すことになっております。

関連URL https://www.jfpi.or.jp/greenprinting/

GP環境大賞ゴールドプライズ、2021 GP環境大賞、2021 GPマーク普及大賞及び2021 GP資機材環境大賞の受賞者は次のとおりです。
(各賞とも五十音順)
【GP環境大賞】
GP環境大賞ゴールドプライズ(3社・団体)
NTTタウンページ株式会社 大阪商工信用金庫 株式会社タカラトミー
※GP環境大賞を3回以上受賞した企業・団体はその後表彰候補とせず、GP環境大賞
ゴールドプライズを贈呈いたします。

<一般印刷の部>
2021GP環境大賞(3社・団体)
株式会社ジェイアール東日本企画 東京都 株式会社ホンダコムテック
2021GP環境準大賞(7社・団体)
イズミヤ株式会社 社会福祉法人恩賜財団済生会 全国間税会総連合会
東京都三鷹市 東武鉄道株式会社 株式会社ホテルショコラ 武蔵野赤十字病院

<パッケージ印刷の部>
2021GP環境大賞(2社・団体)
プレミアアンチエイジング株式会社 レインボー薬品株式会社
2021GP環境準大賞(2社・団体)
竹下製菓株式会社 株式会社チャーリー

【GPマーク普及大賞】
<オフセット印刷部門>
2021GPマーク普及大賞 (3社)
NTT印刷株式会社 株式会社笠間製本印刷 六三印刷株式会社
2021GPマーク普及準大賞(6社)
伊藤印刷株式会社 岩岡印刷工業株式会社 精英堂印刷株式会社 セキ株式会社
株式会社太陽堂印刷所 株式会社文伸

<グラビア・シール・スクリーン印刷部門>
2021GPマーク普及大賞 (1社)
株式会社北四国グラビア印刷
2021GPマーク普及準大賞(2社)
株式会社巧芸社 東包印刷株式会社

<製本・表面加工部門>
2021GPマーク普及大賞 (1社)
株式会社シュウエイ

【GP資機材環境大賞】
<資材部門>
2021GP資機材環境大賞(1社)
ASIAMIX株式会社
<機材部門>
2021GP資機材環境大賞(1社)
コダック合同会社

※過去受賞メーカーは選考の対象になっておりません。

日印産連では、今後もGP環境大賞、GPマーク普及大賞、GP資機材環境大賞を推進することで、GP認定工場の活用、印刷製品への環境配慮、印刷工場の環境配慮がさらに促進され、GPマークの認知度向上に資するものと期待しています。なお、GP環境大賞、GPマーク普及大賞、GP資機材環境大賞の結果は日印産連のホームページをはじめ、さまざまな機会に広報してまいります。

◎GP環境大賞ゴールドプライズ、GP環境大賞、GPマーク普及大賞、GP資機材環境大賞
受賞マーク

【資料】

<グリーンプリンティング認定制度について>
平成18年に印刷産業の環境負荷削減をめざして創設。本年は創設15年目を迎え、活動しているグリーンプリンティング(GP)認定工場は全国425工場となりました。環境省策定・発行の「グリーン購入の調達者の手引」、「プレミアム基準策定ガイドライン」、「環境表示ガイドライン」、そして「東京都グリーン購入ガイド」において、本制度の活用が取り上げられています。また、民間企業においても印刷の発注先としてGP認定工場が指名されるなど、社会的信頼を得られた業界初の認定制度として業界内外から広く注目を集めています。

< GPマークについて>
GPマークはGP認定工場が製造し、紙、インキ等印刷資材がグリーン基準を満たした印刷製品に表示できるマークです。環境配慮のレベルによりワンスターからスリースターまでの3段階があります。GPマークは、より高度な環境ラベルとして、官公庁の発行物、CSRレポートから一般のパンフレットなどさまざまな印刷製品に利用されています。