清原果耶「おかえりモネ」がクランクアップ!「本当に寂しいです」

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8:00ほか)が、9月3日にクランクアップを迎え、ヒロインを演じた清原果耶がコメントを寄せた。

本作は、宮城県気仙沼市で生まれ育ち、登米で青春を送った永浦百音(清原)が、東日本大震災で被災し、生き方を模索する中で天気予報の可能性に着目。気象予報士の資格を取って上京し、故郷にかつての活気を取り戻そうと“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、故郷に貢献する道を探る姿を描く希望の物語。「きのう何食べた?」(テレビ東京ほか)などを手掛けてきた、安達奈緒子氏の脚本によるオリジナル作品で、内野聖陽、鈴木京香、坂口健太郎、西島秀俊、永瀬廉らが出演している。

昨年9月末にクランクインし、コロナ禍での撮影を乗り越えて、約11カ月にも及んだ撮影でヒロインを演じきった清原は「ずっとモネと共に生きてきた撮影期間だったので、今日でクランクアップだと思うと本当に寂しいです」と心境を語る。

続けて「頼もしいスタッフキャストの皆さんと、そしていつも温かく応援してくださった宮城県の皆さんのおかげで、こうして無事に撮影を終えることができました。世の中の状況が目まぐるしく変わっていく中で、一つの作品を撮りきるということは当たり前じゃなく、たくさんの方々の協力があってこそだと、今回あらためて感じました。この作品を通して、役者としても1人の人間としても成長できていればいいなと思います。本当にありがとうございました」と周囲への感謝の言葉を述べた。

制作統括の吉永証チーフ・プロデューサーは「去年9月末、登米のロケから始まった撮影が、この9月の気仙沼でのロケで、無事終了することができました。百音を演じた清原果耶さん、キャストの皆さん、スタッフ、気仙沼市と登米市の皆さま、関係された方々、本当にお疲れさまでした」と関係者をねぎらい、「本格的に取材を始めたのが一昨年の夏。そこから半年後、新型コロナウイルスで、世の中が激変しました。脚本の安達(奈緒子)さんは、震災とコロナという二つの状況と向き合いながら、次の時代、未来への希望の物語を、本当に誠実に紡いでくださいました。そして、その中心にいるヒロインを、才能あふれる清原さんが、全力で演じてくれました。百音は清原さん以外にいなかった、そう確信しています」と脚本の安達氏、主演の清原への賛辞をおくる。

そして「放送は10月末まで続きます。ぜひ、最後まで、ご覧いただけることを願っています」とメッセージを寄せている。

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