稲葉友、来春公開の映画「恋い焦れ歌え」で初長編映画主演決定!

俳優・稲葉友が、 2022年春公開予定の映画『恋い焦れ歌え』で、 自身初となる長編映画の主演を務めることが決定。 2010年、 ドラマ『クローン ベイビー』(TBSテレビ)にて俳優デビュー後、 ドラマ、 映画、 舞台に数々出演、 『仮面ライダードライブ』(2014年/テレビ朝日)で子供と親世代から幅広く愛され、 『ひぐらしのなく頃に』(2016年 /BSスカパー!)で連続ドラマ初主演、 『レンタル救世主』(2016年/日本テレビ)での女性より女性らしい女装が話題になり、 映画『春待つ僕ら』(2018年)では今をときめく俳優陣とともにバスケ部四天王の一人として人気を獲得し、 さらに、 『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』(2019年/フジテレビ)で演じた波野イクラ役はお茶の間に愛される人気キャラクターを好演したことでトレンド入りし世間の認知が広がるなど、 これまで多くの作品で多岐に渡るキャラクターを演じてきた。 最近でも、 10月に浅草九劇での出演舞台『ともだちが来た』では自ら企画を立ち上げたり、 11月19日公開予定の映画『ずっと独身でいるつもり?』では田中みな実演じる本田まみの年下彼氏・橋田公平役にも注目が集まるなど、 話題に尽きない“今躍動感溢れる俳優”が俳優デビュー11年目にして満を持して飾る映画初主演作が本作『恋い焦れ歌え』となる。

製作は、 6か月におよぶ劇場ロングラン上映に加えNetflixの映画部門デイリーランキング1位にもなった『性の劇薬』のフューチャーコミックス&『百円の恋』『アンダードッグ』で知られるスタジオブルーの超強力タッグ。 監督・原作・脚本は、 10月16日に公開を控えた映画『プリテンダーズ』や、 連続ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。 』(2020年/読売テレビ)等で知られる熊坂出。 稲葉とは本作で初タッグとなる。 気になるその内容ですが、 稲葉が演じるのは、 清廉潔白な小学校臨時教員の桐谷仁(32)。 正教員を目指してかれこれ10年になり、 同い年の妻との関係も良好。 最近、 川崎の中島小学校に臨時教師として赴任してきたが、 生徒からのアンケート結果も上々で正規教員の道も見えてくるなど、 プライベートも仕事も充実し、 にこやかに過ごす日々。 しかしある夜突然、 恐ろしく絶望的な事件が彼を襲うー。 人生が一変した彼の前に現れる謎の男。 抱えた“トラウマ”を克服するためさまよい続け、 たどり着いた先には……。 深い傷を負った男たちが再生するための葛藤、 戦い。 そしてその向こうにある真実の愛とは。 また、 劇中で、 稲葉は、 ラップとピアノを初披露。 ピアノは幼少時に習っていたものの、 今回のために練習を重ねた。ラップ監修を担当したのは、 『戦極 MC BATTLE』『フリースタイルダンジョン』で知られ、 小説、 作詞、 コラム執筆でも活躍するハハノシキュウ。 物語でキーとなる初挑戦で初披露の魂こもるラップシーンにも注目。仁を襲った絶望的な出来事とは何なのか、 仁に迫る謎の男の正体と目的とは、 そして最後に選ぶ仁の人生は。ベールに包まれた詳細がまだまだ気になるところ。今後の続報を楽しみに待とう。

稲葉友本人コメント

脚本を初めて読んだ時、 生々しく力強い物語に強烈に惹かれ、 同時にこの作品の世界へ桐谷仁として飛び込む期待と怖さが膨らんでいきました。 しかし熊坂監督やスタッフさんたち、 共演する俳優部の皆さんとお会いしてコミュニケーションを取らせていただく中で、 丸裸になり自分の全てを懸けて臨もうと思えました。 絶望も希望も憎悪も愛も、 真っ向から描いた作品です。 是非とも映画館で目撃してください。

熊坂出監督コメント

稲葉友さんは、 ある種の象徴として捉われかねない仁という役を、 世界中の傷だらけになった人達に対して最大の誠実さを持って背負ってくださいました。 この映画は、 社会制度によって肥大化してしまった自尊心や「絶望的な出来事」によってひどく傷つけられた肉体や精神を、 様々な力を借りて回復し、 そして成熟に至ろうともがく人達の物語です。 しかし、 深刻は敵だという軽やかな態度で、 人の心の深い場所に届く娯楽映画を目指して創作中です。 どうぞお楽しみに。

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