マジョルカ入団の李康仁が久保建英いぬ間に猛アピール

7月31日の東京五輪・メキシコ戦に出場した李康仁(左)(ロイター)

スペイン1部マジョルカに入団したMF李康仁(イ・ガンイン=20)が、日本代表MF久保建英(20)のいぬ間に猛アピールしている。

李は9月の国際Aマッチデーには韓国代表に招集されず、連日マジョルカの練習で汗を流している。スペイン紙「デスマルケ」は「アジアの天才、李がマジョルカを征服するためにやって来た」と特集。「李はマジョルカの重要な資産だ。クラブの選手たちの中で圧倒的に価値の高い選手だ」と絶賛した。

さらにルイス・ガルシア監督が「李は主なポジションとしてトップ下で活躍するだろう」と起用法を明言したと報道。現在チームでは久保がトップ下で絶好調だけに、日韓至宝によるガチンコバトルがぼっ発しそうだ。

また韓国メディア「インターフットボール」も、マジョルカで李の評価が急上昇している様子を報道。「李はマジョルカのレギュラーの座を〝横取り〟する。国際Aマッチデーが入った時期を活用して仲間たちと一緒に連係の呼吸を合わせており、コンディションを引き上げている」と周囲とのコンビネーションを深めていると高く評価した。

そして「ビルバオ戦(11日)で、李のマジョルカデビューが実現すると予想されている。李の今後の活躍に関心が集中している」と現地で李への注目が高まっている様子を伝えた。

久保が代表活動によって不在の間、李がレギュラー奪取へ存在感を高めているようだ。

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