パラ五輪閉会式で大役を任された小橋賢児氏の芸能界での活躍ぶり

東京オリンピック(五輪)・パラリンピックのフィナーレを飾るパラリンピック閉会式(5日)の制作・演出チームが公表され、クリエーティブチームのトップに名を連ねたショーディレクターは、国内外で活躍する元俳優でクリエーターの小橋賢児氏が務めた。

音楽とプロジェクションを連動させたオープニングパフォーマンスで引き込み、選手団旗入場の場面ではフィールドに現れた東京の街を選手とともに完成させていく演出が見られるなど、見事に有終の美を飾った。

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小橋氏は小学校3年生だった1988年、テレビ朝日系のバラエティー番組「パオパオチャンネル」のオーディションに合格、同番組への出演で芸能界デビューした。

その後、テレビドラマ「人間~失格~たとえばぼくが死んだら」(TBS)、「若葉のころ」(同)、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」などの話題作に出演。

2007年に芸能活動を休止して渡米。以後世界各地を旅するなどしていたが、2009年に帰国し、イタリア、スペイン、アイルランドとの合作映画「Imago Mortis」に出演。

同作は2011年「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」にてSKIPシティアワードとSKIPシティDシネマプロジェクトをW受賞した。

すでに、そのころクリエーターを目指していたようで、12年夏、作家で自由人の高橋歩氏の旅に同行し制作した映画「DON'T STOP!」で映画監督デビュー。

直近の芸能人としての活動は、18年放送の山田孝之と菅田将暉がW主演したテレビ朝日系ドラマ「dele」への出演だった。

「所属はジャニーズ事務所ではなかったが、全盛期はジャニーズタレント並の人気。クリエーターに転身していなくても、息の長い俳優になっていただろう」(芸能記者)

プライベートでは16年7月、4歳年下のファッションデザイナー・荻原桃子さんと結婚。翌年、第1子が誕生している。

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