中国「共同富裕」への異議削除

北京大教授が公表、当局の逆鱗か

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 【北京共同】中国の習近平指導部が掲げる格差解消戦略「共同富裕」が大企業たたきの様相を強める中、「(経済への)政府の関与が強まると共同貧困になる」と異議を唱える北京大の教授の文章がインターネット上で公表された。ただ文章は6日までに一転して削除されており、当局の逆鱗に触れたとみられる。

 北京大の張維迎教授の文章が学術組織「経済50人論壇」のホームページで1日に公開された。張氏は市場経済が活性化しないと格差は縮小しないと主張し「政府の関与が増えれば増えるほど、中国は共同貧困に向かうことになる」と論じた。