岸田氏 総裁選を前に語る“リーダー像” テレビ出演でアピール

自民党の総裁選挙に立候補を表明している岸田前政調会長はテレビ朝日の番組に出演し、

コロナ禍に求められるリーダー像について語りました。

出馬表明会見で党役員の任期を一期一年三期までとするなど、自民党の改革案を発表した岸田前政調会長。

改めて必要性を訴えました。

【自民党 岸田文雄前政調会長】

「(自民党が)信頼回復するときに自らが変わらないといけない。新陳代謝できるルールを示す。

国民がそれを見て自民党はそういう政党なのかと感じてもらうことが大事」。

菅総理の退陣表明により混戦が予想される自民党の総裁選挙。その戦い方については。

【自民党 岸田文雄前政調会長】

「国民と党員に向けてしっかりと物を言っていく。発信していくことが基本と思う。

それに徹することが何よりも大事」。

広島が舞台となった河井夫妻の大規模買収事件。

党本部から渡った1億5千万円の使い道がいまだに説明されていないことについては。

【自民党 岸田文雄前政調会長】

「1億5千万円 書類を精査したうえで買収に使われていなかったことをしっかりと証明してもらわないといけない。

これは党としてやらなければいけない作業だと思う」。

新型コロナウイルス対策が争点となるなか、医療難民ゼロや健康危機管理庁の設置など岸田4本柱を掲げました。

求められるリーダー像を問われると。

【自民党 岸田文雄前政調会長】

「俺についてこいとか頑張れとかマッチョな筋肉質のリーダーではなくして、

対話を重視するリーダーとして他の候補者より優れているこれを信じて総裁選挙に挑戦を決意しました」。

30年ぶりに広島から新総裁誕生となるのでしょうか。

注目の自民党総裁選挙は29日投開票です。

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