服飾学生がステージ衣装をデザイン&製作!芸能事務所がアイドル&学生支援の新プロジェクト

2つのデザインが採用された

芸能事務所「アローズエンタテインメント」が大阪の服飾学校2校と〝アイドルと学生支援〟につながる新たなプロジェクトをスタートする。

「STU48」元メンバー「SUI」(すい=張織慧から改名)が所属するアイドルグループ「最後の晩餐」をプロデュースする同事務所が学生応援プロジェクトに動き出した。服飾学生のデザインしたものがアイドルに提供され、実際にステージ衣装として活用していく。

このプロジェクトは「上田安子服飾専門学校」「大阪文化服装学院」の2校からスタート。学生は意見交換しながらデザイン→製作が経験できる。アイドル側にもコロナ禍で活動が制限されたり、フリーで思うような活動ができない場合に衣装面でのサポートの機会が生まれると両者にメリットがあるものだという。

テスト段階として大阪の2校は「最後の晩餐」への衣装提供に向け、すでに製作段階に入っている。今後は全国展開を目指す。

プロジェクト開始にあたり事務所代表の大崎氏は以下のコメントを発表した。

「今回の活動に賛同していただいた学校ならびに学生の皆さまには大変感謝しております。また、『最後の晩餐』を応援してくださるファンの皆さまにも大変感謝しております。今後の展開として、『最後の晩餐』だけでなく、夢をかなえたい人たち(アーティストやアイドルグループ)の助けになるように、組織的により多くの人を応援していきたいと考えております。衣装だけでなく、楽曲提供や振り付け、場所作りも含めて、今このような世の中だからこそ、少しでも多くの人が後悔やもどかしさを忘れて夢に向かって躊躇なく突き進める環境を作っていきたいと思います」

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