平城宮跡第一次大極殿院「南門」の素屋根撤去作業進む

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 平城宮跡で行われている「南門」の復原工事で、門を覆っていた骨組みの撤去作業が始まっていて、南門の姿が徐々に明らかになりました。

  南門は、天皇が儀式などを行ったとされる第一次大極殿院の正門にあたります。南門を覆う「素屋根」は高さ約30メートル、巨大な鉄骨の骨組みです。撤去作業は、ジャッキを使って、この骨組みを毎回90センチずつ横に移動させます。

国土交通省・国営飛鳥歴史公園事務所事務所長 中村孝さん

「工事も大きな遅れなく進みまして完成が見えてきて、みなさまにご覧いただけるということで非常に嬉しく思っています。」

 9月初めから始まった作業は、約1か月をかけ、約40メートル動かすといい、6日の作業では、通りかかった人たちが見守る中、屋根のひさしや飾りの「しび」が姿を現しました。工事を進める国土交通省によりますと、本体の工事はほぼ終わり、今後は周辺整備などを行って、2022年3月の完成を目指すということです。