【ミャンマー】日系がECサイト開設、付加価値品に特化[商業]

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ミャンマー最大都市ヤンゴンを拠点とする日系企業、ZERO2ONE(ゼロトゥーワン)カンパニーは6日までに、EC(電子商取引)モールを開設した。上位中間層や外国人を対象にした、付加価値の高い商品を売る出店者を募るという。

ミャンマーのEC市場には中国のEC最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)の傘下企業などが進出するが、市場浸透率はまだ低い。ゼロトゥーワンが推計した、小売り市場全体の売買額に占めるEC売買額の割合は、わずか1.7%だ。

それでも、新型コロナウイルスの感染拡大、今年2月の政変以降の外出手控えが長引き、オンラインショッピング需要は増える傾向にあるという。

ゼロトゥーワンのECモール「KAIMONO DEGO(買い物デゴ)」 <https://kaimonodego.com/> では、健康志向から市場価値が高まっているサプリメントのほか、日本、フランスなどの化粧品ブランド、ワイン、有機食品などを取り扱う。現在は約200品目だが、数万品目に拡充していきたい考えだ。

配送にも付加価値を付ける。ミャンマーのECサービスは注文してから配達まで5~7日かかるのが平均だが、同社では当日宅配にも対応する。

ミャンマーは、新型コロナと政変による経済混乱で、外資の新たな投資が進みにくくなっている。ゼロトゥーワンの加藤大樹代表は、「事態が落ち着きを見せた際に、外国資本が改めて内需に目を向ける場合の販売チャンネルとしてもサイトを育てていく」と話す。