九州新幹線長崎ルート 武雄温泉-長崎 レールつながる

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武雄温泉までつながった新幹線のレール=長崎駅(鉄道建設・運輸施設整備支援機構提供)

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は6日、九州新幹線長崎ルートの武雄温泉-長崎(約67キロ)間のレール敷設工事が完了し、一本につながったと発表した。今後は来年秋の暫定開業に向け、駅舎建設や電力供給など仕上げの工事を進める。
 同機構によると、4日に長崎駅構内で最後のレールを敷設。設計上はフル規格の新幹線が最高速度260キロで走行できる。走行の安定性確保や維持管理の省力化のため「軌道スラブ」と呼ばれるコンクリート盤にレールを固定している。
 同ルートは2008年3月に武雄温泉-諫早、12年6月に諫早-長崎の着工が認可された。本県は新鳥栖-武雄温泉もフル規格の整備を求めているが、佐賀県が並行在来線のJR九州からの経営分離や財政負担の問題などを理由に反対し、整備方式は決まっていない。
 来年秋の暫定開業時は武雄温泉で新幹線と在来線特急を乗り換えるリレー方式となる。