【MLB】大谷翔平もブレーキ…最下位に完封負けも指揮官あっけらかん「これが野球というもの」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

大谷は2試合連続ノーヒット、先発バリア粘投に指揮官「本当に良かった」

■レンジャーズ 4ー0 エンゼルス(日本時間7日・アナハイム)

エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打に終わった。2試合連続ノーヒットでブレーキ。同地区最下位を相手にゼロ封負けとなったが、ジョー・マドン監督は試合後の会見で「今夜は我々にとって少しアンラッキーだった。これが野球というものだ」と淡々と振り返った。

大谷は、レンジャーズ先発の新人右腕アレクシーと3打席対戦して2三振。2点を追う6回2死の第3打席では、疑惑の判定に泣かされる場面も。フルカウントから外角低めのフォーシームを自信を持って見逃したが、判定はストライク。思わず天を仰ぎ、苦笑いを浮かべた。8回2死三塁では、元DeNAのパットンと対峙し、遊飛に打ち取られた。

試合は、エンゼルス先発のバリアが序盤に失点を許すも、7回8安打3失点の粘投。指揮官は「本当に良かったと思う。実のところ少し不運だった。特に強い打球を多く許してはいなかった」と評価した。一方で「きょうは相手の守備陣形が良かった最たる例だ」とも。続けて「彼らは良い位置で守っていた。相手投手は良かった。そこは勘違いしてほしくはない」と強調し「我々は良いプレーをした。守備の動きも良かったし、打撃も、投球も良かった。いつも望み通りの結果が得られるわけではない」とまとめた。(Full-Count編集部)

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