【フロリダ州マイアミ6日(日本時間7日)発】WWEの〝女王〟ことロウ女子王者のシャーロット・フレアー(35)が、次回PPV「エクストリーム・ルールズ」(26日、オハイオ州コロンバス)で〝小悪魔〟アレクサ・ブリスを迎え撃つことになった。
ロウ大会で行われた同王座戦では〝大女〟ナイア・ジャックスと対戦。ところが挑戦者のセコンドに就いたシェイナ・ベイズラーが「ナイアが連勝できるとは思わない」と言い出し、不仲を露呈した。
終盤には怪力でコーナートップに乗せられたシャーロットだったが、ここでナイアとシェイナが口論に。その隙にナチュラルセレクション(変型カッター)を決めて王座防衛に成功した。
試合後、シャーロットがベルトを掲げて勝利をアピールしていると、ビジョンには不気味な人形を抱いたアレクサの姿が…。「試合が終わったんだから楽しいことしようよ。私たちのプレーグラウンドに招待するわ」と呼びかけてきたが、女王は「心理戦に興味ないから行かないわ」と一蹴。すると小悪魔は「来ないなら私から行くわ」と暗闇からリングに登場し、ベルトを指さした。
シャーロットもしぶしぶ「王座戦が狙いなの? いいわ。でもここはあなたのではなく私のプレーグラウンドよ」と受諾し、2人の王座戦が「エクストリーム・ルールズ」で行われることが決定した。
父の〝狂乱の貴公子〟リック・フレアーは8月にWWEとの契約が解除となったが、72歳で現役続行を宣言し話題を振りまいている。
父に負けじと、異色のタイトルマッチで注目を集めたいところだ。