【大相撲】新関脇・明生 大関へレベルアップ目指す「力をこの地位で付けていきたい」

電話取材に答えた明生

大相撲秋場所(12日初日、東京・両国国技館)を控えた7日、新関脇明生(26=立浪)が電話取材に応じた。

本場所まで1週間を切り、明生は「順調に大ケガなく来ている。いつも通り気合は入っていますね」と心身ともに充実している様子。新小結で臨んだ名古屋場所を8勝7敗で勝ち越して関脇に昇進したが、自らの実力については「そんなすぐには変われないというか、ずっと続けていかないと変わらない。(今の課題は)圧力とか、そういうものをもっと付けていきたいと思いながら稽古しています」と冷静に受け止めている。

番付発表で目標に掲げた大関に向けては2ケタ白星で起点としたいところ。ただ、本人は「2ケタ勝ちたいというか、まずは勝ち越しですけど、自分はまだ全然大関とかそういう力はないと思っているので、そういう力をこの地位で付けていきたい思いです」と自己分析しつつ、さらなるレベルアップに意欲的だった。

この日は部屋の若い衆を相手に相撲を20番以上取って汗を流した明生。万全の状態で秋場所の土俵に立つつもりだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社