【大相撲】豊昇龍に叔父・朝青龍から連絡がないワケ「いい相撲取っていたら何も言われない」

稽古で汗を流した豊昇龍

大相撲秋場所(12日初日、東京・両国国技館)を控えた7日、元横綱朝青龍のおいの幕内豊昇龍(22=立浪)が電話取材に応じた。

西前頭5枚目で臨んだ名古屋場所は10勝5敗で初の三賞となる技能賞を獲得。秋場所は自己最高位の東前頭筆頭まで番付を上げた。調整は順調のようで「いい感じに体も動いているし、思ったよりいい相撲取っています」とアピールした。

本来であれば横綱白鵬(36=宮城野)との初対戦が組まれるはずだったが、部屋の力士が新型コロナに感染したことで白鵬らは全休することになった。豊昇龍は「やっぱり一番やりたかった人だったので、先場所もできなかったし、今場所やっとやれると思って楽しみにしていた」と残念そうに話しつつも「自分より強い人たちとやりたいですね」と上位力士との対戦に気合十分だ。

本場所で結果が出なければ、叔父の元横綱がツイッターに〝辛口投稿〟することもしばしば。それでも、豊昇龍は「(最近は)全然連絡を取っていない。いい成績とか残して、いい相撲取っていたら何も言われないので」と明かす。

秋場所も元横綱の〝沈黙〟は続くのか――。

© 株式会社東京スポーツ新聞社