エムバペが冬の移籍市場でレアル電撃加入浮上

今夏は残留したエムバペだが…(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(22)が来夏の契約満了を待たず、来年1月の移籍市場でスペイン1部レアル・マドリード入りする可能性が出てきた。

エムバペを巡っては今夏にRマドリードが正式オファーを出したもののPSG側が拒否して交渉はまとまらず、フリーとなる来夏の移籍が既定路線となっている。

そうした中、スペインの移籍専門メディア「フィチャージェス」は「エムバペは来年1月にRマドリードに参加したいと考えている」と報道。「フランス代表のチームメートにすでに話をしており、マドリードに行きたいという選択を伝えた」と冬の移籍市場での電撃加入を周囲に漏らしているという。

冬のタイミングでの移籍はあと半年待てばフリーとなり移籍金もかからないが、エムバペは一刻も早く相思相愛のRマドリードへの入団を熱望。「マドリードは移籍金を支払う必要があるが、PSGとの契約が残り数か月となるため2億ユーロ(約260億円)の移籍金をすべて支払う必要はなくなる」とRマドリード側も移籍金が減額となるため獲得に乗り出す構えを見せているようだ。PSGも来夏にタダで出ていかれてはクラブに何の利益もないため、放出を決断する可能性がある。

エムバペの去就問題が再び動き始めた。

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