長崎県内ワクチン接種 1回目は80万人超 5日時点、全世代

 長崎県は7日、新型コロナウイルスワクチンの5日時点の県内全世代接種状況を公表した。1回目は約80万8千回(接種率60.5%)、2回目は約65万6千回(同49.1%)で、接種率はいずれも全国平均を上回った。
 12歳未満は接種対象外だが、全人口に対する割合を算出した。今回発表分から母数となる人口が今年1月1日現在のデータに変更されたため、前回発表分までと単純比較はできない。内閣府の集計によると、5日時点の全国平均接種率は1回目が52.7%、2回目は41.8%だった。
 県の集計は医療従事者が含まれていない。内閣府の集計(8月2日公表)によると、県内の医療従事者は1回目約8万回、2回目約7万1100回接種済み。県の集計に加えると、全体の接種率は1回目が66.4%、2回目が54.4%になる。
 市町別では、2回目の接種率が北松小値賀町が8割、松浦市、五島市、東彼東彼杵町は6割を超えた。


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