徴用工訴訟、原告また敗訴

韓国地裁、時効成立と判断か

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8日、ソウル中央地裁での判決後、取材に応じる原告側弁護士(共同)

 【ソウル共同】韓国のソウル中央地裁は8日、元徴用工の遺族4人が日本製鉄に損害賠償を求めた原告の訴えを棄却した。担当する朴聖寅裁判官は8月11日の同種訴訟判決で、時効によって2015年に請求権が消滅したと見なし、17年に提訴した原告の訴えを棄却した。

 朴裁判官はこの日の法廷で判決理由を説明しなかったが、今回の原告は19年に提訴しているため、同様に時効成立と判断した可能性がある。

 元徴用工訴訟を巡り、韓国最高裁は18年に日本企業に賠償を命じる確定判決を言い渡した。下級審で原告勝訴が続いたが、今年に入ってから8月の判決など一審で原告が敗訴するケースも出ている。