「死神さん」前田敦子、竹中直人、堤監督が明かす田中圭の本性!

主演・田中圭×メイン監督・堤幸彦の最強タッグで贈るドラマ、Huluオリジナル「死神さん」の配信記念イベントが7日(火)都内にて行われ、主演の田中 圭(主人公・儀藤堅忍役)、前田敦子(南川メイ役)、竹中直人(儀藤の5代目相棒・米村誠司)、メイン監督を務める堤幸彦が登壇。田中圭史上最も強烈なキャラクター儀藤の役作りについてや、堤監督が語る田中や前田の魅力について語ったほか共演者のみが知る田中圭の本性を“再捜査”して、ドラマさながらにこれまで見たことのない田中圭”をあぶり出す。

本作は、大倉崇裕の同名小説「死神さん」(幻冬舎文庫)を原作にした痛快ミステリードラマ。

“死神”と呼ばれる再捜査専門のクセモノ刑事・儀藤堅忍(ぎどう・けんにん/田中圭)が、事件ごとに相棒を替えながら冤罪事件を再捜査し、徹底的かつ真摯に真実を明らかにしていく姿を描いていく。

「みんなでハッピーな時間を過ごしましょう」という田中の挨拶から始まった同オンラインイベント。

帽子に長髪、黒づくめの服に猫背、さらには鼻に大きなホクロをつけ、一目で本人とわからないほどの外見で 儀藤という役柄を演じきった田中は「ユニークなキャラクターは見どころです。(毎話)相棒も変わり、1話1話特別感があります」とその役作りに自信を覗かせる。それに対し、堤監督も「見たことのない田中圭が見せたかった」と語り、「完璧。イメージどおりだった」と大絶賛した。

また、この儀藤というキャラクターの外見は、堤監督と田中が相談しながら作り上げていったと言い、中身は「堤監督のイメージを伺って、そのイメージから役を作っていきました」と田中が語る。その一方で「ほくろ…いる?と思ってはいました(笑)」と初告白。田中の予想外の反応に堤監督は「え?嫌だった?」と問いかけながらも「パッと見て、忘れられないキャラクターを作りたかったんです」とその意図を語っていた。

田中と久々の共演となった前田は「すごく楽しかった。(儀藤との)かみ合っていない感じといいますか、そのかみ合っていない2人の距離感が良いなと思いました」と撮影を振り返り、その前田は堤監督曰く「全話を通して見ていただけると、とても面白い立ち位置にいるんだなと思いますよ」と話し、「最終兵器だ」とまで言わしめていた。

儀藤の5代目相棒・米村を演じる竹中は、本作の見どころについて「圭ちゃんがチャーミングで可愛い。儀藤のキャラを作ってる圭ちゃんがチャーミングで笑っちゃう」と田中にベタ惚れな様子。そんな竹中から「セカンドシーズンがあったら、ニセ儀藤をやるから呼んでよって言われました」と田中は嬉しそうに語り、共演経験も多い2人の仲の良さも伺わせた。

トークセッションの後は、企画コーナーを展開。

ドラマの内容にちなみ、「共演者が明かす!田中の本性を“再捜査”」というコーナーでは、前田、竹中、堤監督だからこそ知る田中の素顔を暴露。

竹中は昔の共演時、あるシーンの撮影で役者としての自分の考えを貫きとおした田中のエピソードを披露。

「意思が強い!」と大絶賛した。感嘆の空気になったところで、前田の答えは「いつも晩ごはんのメニューを考えている」と笑いを誘い、それを聞いた田中も「確かに!」と納得。最後に、堤監督の「田中圭はロボットです」という回答には皆一瞬当惑の様子だったが、「どんなに長いセリフも完璧に覚えてくる、本当に撮りやすい!」という理由に、前田、竹中も賛同。田中ははにかみながらも「必死に暗記です」と答えたが、「田中圭の本性の

“再捜査”」は、田中の役者としての素晴らしさと愛すべきキャラクターの両面が明かされる結果となった。

続いて、ドラマの中で事件を解決していくストーリーにちなみ、「解決!お悩み相談」のコーナーでは、竹中と堤監督の悩みがシンクロ。「老化がつらい」(竹中)、「最近よく転ぶ」(堤監督)という切実な悩みに田中と前田も苦笑い。前田は「お腹が空きすぎて、目が覚める」というかわいい悩みを披露。田中は、「もう続編をやりたい!」とドラマの主演らしくアピールをし、「やりたいと言ってやれるものではないですが、演じていてもすごく楽しくて、ぜひ、みなさんのお力で、もう1度儀藤を演じることができたら嬉しいです」と願いを込め、締めくくった。

Huluオリジナル「死神さん」は、9月17日(金)からオンライン動画配信サービスHuluで独占配信をスタートする。

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