ラサール・パーソンズさん(カトリック司祭、沖縄・生と死と老いを見つめる会代表)4日午後6時43分、老衰のため那覇市小禄の修道院で死去、90歳。米ニューヨーク州出身。葬儀は9日修道者のみで執り行う。
1958年9月、宣教師として来県。翌59年から約30年、那覇市首里崎山町にあったコレジオ学生寮で指導司祭を務めた。90年にはアムネスティ・インターナショナル那覇グループ代表、沖縄人権協会理事に就任、人権擁護活動や反戦平和運動に励んだ。2014年には名護市辺野古の新基地建設中止を求め、オバマ米大統領(当時)に手紙を送るプロジェクトに取り組んだ。