韓国紙「中国のゲーム規制を韓国ユーザーは歓迎」「マナー違反減り快適に」

中国が自国のゲーム産業に対する規制を強化していることを受け、韓国のゲーム会社は株価下落など逆風となっているが、ゲームユーザーからは「好意的」な感想が出ているようだ。

中国国営新華社通信は先日、「未成年者のオンラインゲーム中毒を確実に防止するための通知」を発表した。これによると、今後、中国の未成年者は金曜日と週末、祝日、各一日に1時間のみしかオンラインゲームをすることができない。

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中国政府のこのような措置を受け、中国のオンラインショッピングモール2位のJDは日米のゲームなど87点について販売を中止すると発表した。それぞれ、シリーズの一部、あるいは全体の販売が禁止された。

韓国紙インサイトは、「JDの中止宣言を受け予期せぬ歓声を上げる人がいた」とし、「彼らはまさに国内(韓国)のゲームユーザーだ」と報じた。

韓国内ユーザーらは、中国で販売中止されたゲームにおいて、「非マナー行為を日常的に行う中国ユーザー」がいなくなることを歓迎しているという意味であると同紙は解釈した。

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インサイトは、「これまで中国のユーザーは、ハッキングやトローリング(誹謗など)などの各種非マナー行為でゲームユーザーの間で《公共の敵》と認識されてきた」とし、「しかし、今回の機会に販売が中断され、中国のユーザーの流入が減り、より快適なプレイを楽しむことができるだろうと予想している」と伝えた。

一方で同紙は、「平和なゲームで知られる《動物の森》、《スーパーマリオメーカー2》も販売禁止リストに入ったと付け加えた。

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