日本エアコミューター(JAC、霧島市)は8日、「奄美・沖縄」の世界自然遺産登録を記念する特別塗装機の運航を始めた。日本航空グループが就航させる3機のうちの1機。来年秋まで県内離島便を中心に飛ぶ。
機体両側に「守ろう! 世界の宝」の文字と、奄美大島、徳之島に生息するアマミノクロウサギなど登録地の希少動物をモチーフにした環境省キャラクター3体が描いてある。
鹿児島空港を午前8時すぎに飛び立ったJAC就航の初便は乗客17人を乗せ、奄美大島へ向かった。JAC広報は「世界の宝となった就航地の多種多様な自然の魅力を発信していきたい」とコメントした。