【テニス】ズベレフ「彼女いない。金メダルと寝ている」発言が物議 元カノへのDV騒動渦中

色男ではあるが…(ロイター)

東京五輪テニス男子シングルス金メダリストのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が発した〝金メダル添い寝発言〟が、物議をかもしている。

全米オープン4回戦勝利後のコート上のインタビュー。ズベレフは、五輪金メダルをどうしているか問われ「夜通し寄り添っています。ガールフレンドがいないので。隣には誰もいないので、代わりに金メダルと一緒に寝ています。とてもいいですよ。先月のことを思いださせてくれるし、大会に向かうエネルギーを与えてくれる」と答え、観客からキャーと歓声が上がった。

しかしこの発言に批判も起こった。というのもスベレフは昨年、元交際相手からDVを告発され、今大会前にも、米メディアで、元カノが詳細を告発したばかり。ズベレフ暴力行為を強く否定し、訴訟の計画を明らかにしているが、確かに〝彼女話〟は不適切かもしれない。

米「ニューヨーク・ポスト」は「ズベレフがDV申し立てのなか、ガールフレンドジョークで批判」と報道。ズベレフに対し、「米ヤフー」のリズ・ロッシャー記者が「ズベレフが、ガールフレンドがいないなどと冗談を言うべきではないと皆知っている」と非難するなどクレームが付いていることを報じた。他メディアでもその発言に疑問符が付けられており、お騒がせ男となっている。

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