【日本女子プロ】原英莉花が国内復帰戦へ意気込み「ずっとゴルフをしたくて仕方がなかった」

原英莉花(東スポWeb)

女子ゴルフの原英莉花(22=日本通運)が、国内メジャー「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」(9日開幕、茨城・静ヒルズCC)で約1か半ぶりに国内ツアーに復帰する。

予選落ちに終わった8月の「AIG全英女子オープン」後、帰国して5日まで2週間の隔離生活。コース入りした7日と8日に練習ラウンドを行って本番に備えた。この日、公式会見に臨んだ原は「ずっとゴルフをしたくて仕方がなかったので、ものすごい新鮮な気持ちで楽しみです。隔離期間はずっとゴルフができなかったけど、トレーニングはしっかりできたので体とかはいい感じです」と語った。

昨年は国内メジャー2勝を挙げて勢いに乗ったが、今年に入って国内でも勝利がないなど思うようなゴルフができていない。そんな中、隔離期間に自身と向き合い、初優勝を飾った2019年「リゾートトラストレディス」の映像も見てあることに気づいた。

「初優勝の時は楽しそうにプレーしているなと。今年は自分の欠点にばかり目がいって、それこそ自分のゴルフ以上を求めてしまうとかが目立っていた。やっぱゴルフが大好きでこういう仕事ができていると身にしみて感じているので、ポジティブに後半戦は戦いたいなと思います」

初心に返ってゴルフの楽しさを思い出した原。隔離明け初戦で試合勘は不安要素だが、3つ目の国内メジャー取りへ気持ちは充実している。

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