突然の”休業要請” デパート「正直戸惑いも」広島

12日までが期限の緊急事態宣言。広島県は政府に対し延長を要請しました。

(40代)

「僕自身もまだ(ワクチンの)接種券はきてますけど予約が全然できない状態でそういう方がいっぱいいる以上(緊急事態宣言を)いますぐ解除するのは妥当ではないと思います」

(10代)

「(緊急事態宣言の延長は)した方がいいと思うけど何か変わるのかなって、するならちゃんとお店全部閉めたりとかそのぐらいじゃないと(変わらない)」

(20代)

「(緊急事態宣言を)何回言って何回やって何回この状態になっているのかどんどんやる度に結果が悪くなっているなのでやってもムダだろうという感じ」

7日、臨時の会見を開いた湯崎知事は、大規模商業施設などに次の土日の休業を要請することを発表しました。

対象は1万㎡を超えるデパートやショッピングセンターなどで昼間の人出をさらに減らしたい考えです。

突然の休業要請に広島市内のデパートでは対応に追われていました。

(広島三越 総務・経営企画部 西久保剛志部長)

「正直戸惑いはありました急だったので戸惑いはもちろんありましたお客さまのご迷惑にもなるのでできるだけ早めに発信したいということで発表があった直後に内部で検討して発表させてもらいました」

広島三越は1万㎡までの広さで食品や化粧品など生活必需品に絞って営業をする方針です。先月31日から開催している北海道物産展については…

(広島三越 営業計画 府川正樹アシスタントマネジャー)

「こちらが入ってくる人でこちらが出ていく人をカウントしています今は130人ぐらいです」

密対策のため入場人数を入り口でカウントし150人に絞って土日も営業を続けます。

陰性証明の提出や体温の記録などを求めています。

(広島三越 総務・経営企画部 西久保剛志部長)

「(感染状況が)上がったり下がったりで対応するタイミングやしないタイミングがいろいろあって当然運営上は大変なところはありますけど感染対策はしっかりと整えて進めていきたい」

緊急事態宣言について政府は9日にも方針を決定する考えです。

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