巨人・山口が古巣相手に5回4失点 2か月ぶり白星ならず

山口俊(東スポWeb)

巨人の山口俊投手(34)が8日のDeNA戦(横浜)で先発するも、5回4失点で降板。7月7日中日戦(東京ドーム)以来、2か月ぶりの白星とはならなかった。

3勝目を目指し、古巣相手に先発した山口だったが、立ち上がりを攻められ二死一、三塁から宮崎に適時中前打を浴びた。続く牧にも適時打と2点を献上した。

その後、立ち直った右腕だったが4回、味方の守備に足を引っ張られた。一死一、三塁で伊藤を遊ゴロに打ち取り併殺プレーに入ったが、二塁・吉川が一塁へまさかの悪送球で失点。さらに5回一死満塁で二ゴロを吉川が握り直してしまい、一塁はセーフ。痛恨の4点目を失った。

6回から2番手・畠がマウンドに上がり、山口は5回91球7安打4失点で降板。「いい形でゲームが作れるように一人ひとり集中して投げていきます」と意気込んでいた右腕だったが、勝ち星はつかなかった。

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