カルディオインテリジェンスがJSRと長時間心電図解析ソフトウェアの共同開発を開始

医療AI技術を活用した長時間心電図解析ソフトウェア

株式会社カルディオインテリジェンス(以下、カルディオインテリジェンス)が、JSR株式会社(以下、JSR)と、医療AI技術を活用した長時間心電図解析ソフトウェア「SmartRobin」の共同開発を開始したと、9月4日に発表しました。

カルディオインテリジェンスは8月に、世界最薄・最軽量クラスの長時間心電計「Heartnote」を製造・販売するJSRと、「SmartRobin」の利便性向上やサービス拡大のために、共同開発契約を締結。「Heartnote」で記録した心電図波形を、「SmartRobin」のクラウド型ソフトウェアで取り込み、リアルタイム解析を行う技術検証を実施し、早期のサービスインを目指します。

これにより「検査設備がない」や「コストと時間がかかる」といった医療機関側の課題と、「運動や入浴制限」「来院回数の多さ」といった患者側の課題の解決につなげます。

心電図解析の専門知識がなくても簡単に操作が可能

「SmartRobin」はAIを活用したクラウド型心房細動解析サービスで、カルディオインテリジェンスの試験において、心房細動の検出率95%以上という結果が得られました。

市販のウェブブラウザとモダンな画面デザインで、心電図解析の専門知識がなくても簡単に操作が可能。また、長時間心電図解析レポーティングサービスも用意されており、現状の検査代行サービスの流れを可能な限り踏襲し、現場業務の変更を最小限にできる解析レポーティングが得られます。

カルディオインテリジェンスとJSRは今回の連携によって、心電図検査のDXを強力に推進し、心電図検査の普及と心臓病疾患の早期発見に寄与していくとしています。

(画像はプレスリリースより)

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株式会社カルディオインテリジェンス プレスリリース

株式会社カルディオインテリジェンスのプレスリリース(PR TIMES)

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