弘兼憲史さんによるサラリーマン漫画の金字塔『課長 島耕作』が９日、講談社のマンガアプリ「マガジンポケット（マガポケ）」の６周年記念キャンペーンの一環で、全１７５話無料サービスが開始された。1947年9月9日が誕生日となる主人公・島耕作にとって、同日は74回目の誕生日。島耕作が自身の誕生日への感慨と、マガポケ６周年を祝福するメッセージが発表された。
累計4500万部超を誇る『課長 島耕作』はマガポケで100話までが無料公開され、100話以降もチケットを使って無料で読むことが可能。期間は９日から12月８日まで。
島耕作は初芝電産に入社後は広告課を皮切りに、日本全国、世界各国を駆け巡るスーパーサラリーマンに成長。ワイン事業や音楽産業など異業種でも成果を残し、海外で売春組織の壊滅やテロ勃発を察知するなど多方面に活動。部長、取締役、常務、専務を経て初芝五洋ホールディングス（現TECOT）の社長に就任し、社長退任後は会長を経て、現在は相談役。今年２月には「カレーの味が分からない…コロナかな」との自覚症状をきっかけに新型コロナウイルスへの罹患が分かり、宿泊施設で療養生活を送る展開が話題となった。
◆島耕作のコメント全文は次の通り
マガポケ読者の皆さん、はじめまして。島耕作です。
この度は私の74歳の誕生日を”マガポケ6周年記念 全話無料＆全話解禁”という形で多くのみなさんに祝っていただきました。どうもありがとう。
私の今までの経験を参考にするのもよいですが、ヒトは人。人と自分を比べないのも一つの覚悟だと思う。それでも、手をこまぬいているより、まずはマガポケ！
ここには私と日本の38年間がつまっています。
これからの日本を支える全ての人たちが自分の道を切り拓いていけるよう応援しています。
先のことは誰にもわからない、だから人生は面白い。
混沌とした時代を走り抜けていこう、マガポケとともに―
マガポケ、６周年おめでとう！
株式会社テコット 相談役 島耕作
（よろず～ニュース編集部）
