ジャイアンツが9回表4得点で逆転勝利 90勝一番乗り

【ジャイアンツ7-4ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ジャイアンツは1点ビハインドで迎えた9回表にラモンテ・ウェイドJr.とエバン・ロンゴリアのタイムリーで4点を奪って逆転に成功。7対4でロッキーズを破り、敵地での3連戦をスイープした。日本時間8月28日から9月2日にかけて6試合で1勝5敗と失速したかに思われたが、ドジャースとの直接対決3連戦を含むその後の7試合で6勝1敗をマーク。この結果、今季メジャー一番乗りで90勝に到達した。

先発のアンソニー・ディスクラファーニが5回裏に崩れ、2本のタイムリーなどで3点を先制されたジャイアンツだったが、6回表にブランドン・クロフォードが20号同点3ラン。ところが、6回裏にエリアス・ディアスに16号ソロを浴び、リードを奪われてしまった。しかし、9回表に無死満塁のチャンスを作り、ウェイドJr.の2点タイムリーで逆転に成功。二死後、ロンゴリアに2点タイムリー二塁打が飛び出し、勝利を決定づけた。

ジャイアンツは今季140試合目で90勝(50敗)に到達したが、開幕140試合目までに90勝を記録するのは球団史上6度目。とはいえ、過去の5度はいずれも100年以上前の話であり、1913年以来108年ぶりとなった。9回以降の逆転勝利は8度目となり、これは今季メジャー最多の数字。また、今季のロッキーズはロードゲームで極端に弱い一方でホームゲームで非常に強く、6割を超える勝率をマークしているが、ジャイアンツはクアーズ・フィールドでロッキーズをスイープした今季初のチームとなった。

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