【2023年】全国紅葉カレンダー。紅葉のシーズン予想&名所24選!

地域によって異なる紅葉の見ごろ

秋になり朝の気温が6〜7度になると、カエデやイチョウなどの落葉樹は落葉の準備をはじめ、葉は色づき始めます。寒いところから紅葉が始まるため、日本の中でも北から南へ、山の上から下へと紅葉していきます。

「いつどこへ行ったら紅葉が見られるのかわからない!」という方のために、オススメの紅葉スポットと見ごろの時期をまとめました。気温差や地域、年度によって見ごろの時期は変化するので、旅行が近くなったら再び確認しておきましょう。

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目次

地域のリンクをクリックすると、各地域の代表スポット紹介へ飛びます。

北海道 見ごろ:9月中旬~10月

日本列島の最北端に位置する北海道は秋の訪れも早く、一番はじめに紅葉の見ごろを迎えます。

1.北海道大学(札幌)

構内に農場や牧場もある自然豊かな北海道大学では、秋になると70本ものイチョウ並木が美しい黄金色に色づきます。毎年10月下旬には「北大金葉祭(ほくだいこんようさい)」も開催。夜になるとライトアップが行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。

北大金葉祭の詳細は公式HPで発表されるので、10月に入ったら確認してみてください。

イチョウ並木は「北13条門」が便利。地下鉄・北12条駅が最寄りですが、JR札幌駅から徒歩でも行けます。

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2.知床五湖(知床半島)

世界自然遺産・知床半島の中央に位置する知床五湖は、原生林に囲まれた5つの湖。その周辺には2つの遊歩道があり、美しい紅葉と5つの湖を眺めながら散策できます。

遊歩道のひとつ「高架木道」は1つの湖を堪能するコース。およそ20分で回れます。「地上遊歩道」は残り4つの湖周辺が散策可能。散策には有料レクチャーが必要なので、到着したら知床フィールドハウスに立ち寄って手続きを行いましょう。

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3.香雪園(函館)

北海道で日本庭園と紅葉のコラボレーションを楽しみたい方は、香雪園がオススメ。約150種類の庭木が赤や黄色に染まります。

10月下旬から11月上旬にかけて行われる「はこだてMOMI-Gフェスタ」では、夜間のライトアップも実施。有料で着物体験もできるので、着物姿で紅葉の中を散歩してみてはいかがでしょうか。

2023年は、10月20日〜11月5日で開催予定です。変更の可能性もあるため、出かける前に「はこだてMOMI-Gフェスタ」の公式HPでご確認ください。

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東北地方 見ごろ:10月上旬~11月上旬

東北地方では、渓流などの大自然の中で色づく紅葉を見ることができます。

4.奧入瀨溪流(青森)

奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」は、青森県の十和田湖から流れる河川。十和田湖・子ノ口から約14キロメートル続く渓流で、滝や清流など自然が作り出した美しさが見どころです。

渓流沿いは木々に覆われ、まるでトンネルのよう。その下は遊歩道と車道になっており、秋に散策すると紅葉の中に迷いこんだ気分になります。

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5.乳頭温泉郷(秋田)

岩手県秋田県の境にある乳頭山(にゅうとうざん)のふもとに点在する七湯の秘湯を総称して「乳頭温泉郷」と呼びます。ブナの原生林に囲まれ、静かでゆっくりくつろげる空間です。

すべての湯屋に露天風呂があり、温泉に浸かりながら紅葉を堪能できますよ。

乳頭温泉郷
住所:秋田県仙北市田沢湖生保内 GoogleMap
アクセス:田沢湖駅からバスで約45分、「乳頭温泉」下車(820円)
公式HP:http://www.nyuto-onsenkyo.com

関東地方 見ごろ:11月上旬~12月上旬

東京、箱根鎌倉など、有名な観光地が集まっている関東地方。紅葉名所がたくさんあるので、観光プランに合わせて立ち寄ってみましょう。

6.小石川後楽園(東京)

日本最大の湖・琵琶湖や京都・嵐山の川など各地の景色をモチーフにして作られた庭園。紅葉の時期は480本のモミジが鮮やかに染まります。11月には紅葉まつりも開催され、お茶会や伝統芸能も楽しめますよ。

2023年の紅葉まつりは、11月18日〜12月4日で開催予定です。詳しくは「小石川後楽園」の公式HPをご確認ください。

駅からも近く、周辺には「東京ドームシティ」などアミューズメント施設も多いので観光の予定に入れやすい場所です。

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7.竜頭の滝(日光)

竜頭(りゅうず)の滝は奥日光を代表する滝のひとつ。中禅寺湖近くにある華厳の滝や、湯ノ湖から流れる湯滝と合わせて「奥日光三名瀑」とも呼ばれています。

滝つぼ近くが大きな岩で二分され、その端から勢いよく流れる滝は圧巻の一言。周りには展望台やお茶屋、遊歩道もあります。

ほか、日光東照宮もあり紅葉スポットが点在する日光。シーズン中は観光客で賑わいをみせています。

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8.芦ノ湖(箱根)

箱根のシンボル的存在・芦ノ湖は、紅葉した山々の後ろに富士山を眺めることができる絶景スポット。箱根神社の鳥居も一緒に写せば、日本の代表的な風景を写真に収められます。

紅葉と一緒に温泉や美術館、お寺なども楽しめるのが箱根の魅力。1泊して回っても楽しいですよ。

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9.明月院(鎌倉)

明月院は1394年に建てられた禅寺。別名「アジサイ寺」ともいわれるほど、6月にはアジサイが美しく咲き誇ります。

紅葉時期のオススメは、明月院本堂の丸い窓(円窓:えんそう)からみた後庭園の景色。赤や黄色に染まる木々にフレームがつき、まるで絵画を見ているようです。

ほか、鶴岡八幡宮長谷寺など、紅葉も楽しめる寺社が鎌倉には集まっています。天気のいい日に、1日かけて散策へ出かけてみてください。

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10.三渓園(横浜)

外苑・内苑の2つの日本庭園からなり、京都や鎌倉などほかの地域から移築された、歴史的な建物が魅力の三渓園。四季折々の花が咲き、特に秋はモミジやイチョウの紅葉、赤い花をつけるヒガンバナが綺麗です。

園内には4つのお茶屋もあり、庭園を眺めながら和菓子やうどん、そばなどの和食も楽しめます。横浜駅、桜木町駅、元町・中華街駅からバスが出ているので、横浜観光の途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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関西地方 見ごろ:11月下旬~12月上旬

関西地方は、大阪城や京都の寺社仏閣をはじめとした歴史的建造物と紅葉とのコラボレーションが見事です。

11.大阪城(大阪)

大阪の街を一望できる天守閣(※1)をはじめ、神社や茶室もある大阪城公園では、秋になると黄色く色づいたイチョウ並木が楽しめます。

大阪城を背景に紅葉の写真を撮ったり、公園で秋の訪れを感じたりと過ごし方はさまざま。

電車を使えば大阪駅から10分程度です。公園内には屋台やカフェもありますので、大阪のB級グルメを味わいながら、自然と歴史を堪能してみてください。

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12.ほしだ園地(大阪)

日本では「スポーツの秋」ともいわれているほど、秋は気候が安定していて身体を動かすのにぴったりの季節。国定自然公園「ほしだ園地」では、ハイキングやクライミングが楽しめます。紅葉した山々に囲まれて、気持ちのよい汗を流せるとっておきの場所。

標高180メートルの場所にかけられた吊り橋「星のブランコ」は、人が通れる橋では日本で最大級の大きさ。橋から見る紅葉の景色は圧巻です。

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13.貴船神社(京都)

京都駅から地下鉄とバスを乗り継いで約1時間。「貴船神社」は、水の供給を司る神を祀る、歴史の長い神社です。清水寺など有名観光スポットから少し離れた場所にありますが、京都に来たらぜひ訪れたい場所。季節ごとに息を呑むほどの美しい姿を見せてくれます。

11月上旬から下旬にはライトアップが行われ、紅葉の美しさが一層際立ちます。毎年11月7日には「御火焚祭(おひたきさい)・御日供講員大祭(おにっくこういんたいさい)」と呼ばれる行事もあり、高さ約1.5メートルの「御火焚竈(おひたきかまど)」を燃やして、神職の方がお祓いを行います。

2023年は、紅葉ライトアップ11月3日〜20日、日没〜20:30ごろまで。御火焚祭は、11月7日 11:00~で開催予定です。詳しくは、「貴船神社」の公式HPをご覧ください。

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14.白龍園(京都)

10月半ばから12月上旬までの期間限定で公開される白龍園は、人数も1日100名までと限られた人のみが入れる特別な庭園。敷地内に広がる青々とした苔と、赤や黄色に染まる葉が「白龍園」の美しさを作っています。

2023年の白龍園の観覧は、webもしくは往復葉書での事前申し込みが必要です。料金は10月・12月が1,600円(税込)、11月のみ2,000円(税込)で、小学生以下は半額、未就学児は無料です。開催時間は第1部10:00〜12:00(受付は11:30まで)、第2部12:00〜14:00(受付は13:30まで)です。詳しくは「白龍園」の公式HPをご覧ください。

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15.嵐山(京都)

竹林の道渡月橋などで有名の嵐山にも、秋になると木々が華やかに色づきます。嵯峨野トロッコ列車の中から美しい紅葉を観賞したり、世界遺産・天龍寺の「曹源池庭園(そうげんちていえん)」で池に映った色とりどりの木々を眺めたり、さまざまな見方で紅葉を楽しめます。

秋の京都は国内外問わず大人気。混雑が気になる方は、寺院の開門時間すぐなど早朝の観光をオススメします。

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中部・北陸地方 見ごろ:10月上旬~11月上旬

名古屋金沢静岡などを中心とした10県からなる中部地方。雪景色の綺麗な地域も多いですが、紅葉も外せません。

16.徳川園(名古屋)

徳川園」は、当時この地域を治めていた藩主(※2)の邸宅。1889年に建てられました。「徳川園」の庭園では、赤色に染まる紅葉はもちろん、小さな赤い実をつけるセンリョウなど秋の花々も見どころのひとつ。11月下旬にはライトアップも行われます。

2023年のライトアップの2023年11月14日~12月10日で開催予定です。

尚、徳川園紅葉祭(例年11月下旬〜12月上旬)も開催予定です。詳細は「徳川園」の公式HPでご確認ください。

1900年から建つ「黒門」をはじめ、海に見立てた「龍仙湖」、6メートルの高さから三段になって落ちる「大曾根の瀧」など、変化に富んだ景観が特徴。紅葉を眺めながらじっくり散策してみてください。

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17.旧齋藤家別邸(新潟)

旧齋藤家別邸は大正時代に建てられた、商家・齋藤家の別荘。庭園と建物が一体となりひとつの景観を作るという意味の「庭屋一如(ていおくいちにょ)」を基としており、室内から庭園の様子を楽しむ造りになってます。

特に別邸の大広間から見る秋の景色は迫力満点。2Fからは独特な窓枠越しに紅葉の景色が映り、室内と景色の両方を楽しめます。

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中国・四国地方 見ごろ:11月中旬~12月上旬

豊かな自然や歴史的スポットのある広島や、アートで有名な瀬戸内海の離島、広大な日本庭園などさまざまな種類の観光スポットがある中国四国地方。11月になると各地で木々が色づき始めます。

18.紅葉谷公園(広島・宮島)

満潮時には海に浮かんでいるように見える大鳥居がシンボルの宮島。大鳥居すぐの場所にある厳島神社から徒歩約6分で、紅葉の名所「紅葉谷(もみじだに)公園」に到着します。

朱色で塗られた紅葉橋周辺の景色は必見。あたりには野生のシカもいるので、紅葉と一緒に写真へ収めれば、絵になる1枚になるでしょう。

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19.栗林公園(香川・高松)

栗林公園」は6つの池と13の築山からなる日本庭園。背景には「紫雲山」がそびえたち、庭と一体化して雄大な景観を作っています。

注目したいのは秋のライトアップ。真っ赤に染まったモミジにライトがあたり、公園内は神秘的な雰囲気に。和船に乗って「南湖」と呼ばれる池を巡ることもできます。東門券売所からチケットを購入、和船に乗ることができます。ぜひ立ち寄ってみましょう。

2023年のライトアップは11月23日~12月3日で開催予定です。出かける前に「栗林公園」の公式HPでご確認ください。

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九州地方 見ごろ:11月下旬~12月上旬

グルメや温泉、世界遺産など見どころたっぷりの九州地方。絶景スポットとともに紅葉を楽しんでください。

20.竈門神社(福岡)

福岡県「竈門神社(かまどじんじゃ)」は、日本の人気アニメ『鬼滅の刃』の聖地としても噂され、神がいる山としてあがめられていた宝満山(ほうまんざん)のふもとにある、縁結びの神社です。
神社へ続く階段は、秋になると紅葉のトンネルに早変わり。秋も深まると、参道は舞い散った葉で埋めつくされます。紅葉のシーズンには夜間のライトアップもあり、昼だけでなく夜も楽しめる場所です。

2023年のライトアップは開催未予定です。詳しくは、「竈門神社」の公式HPでご確認ください。

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21.大濠公園 日本庭園(福岡)

大濠公園の日本庭園は、公園の開園50周年を記念して築庭されました。大海を表している大池、築山から流れる大小3つの滝、侘び・寂び(※3)が表現された枯山水庭など、日本の美を堪能できるスポット。

秋になると日本庭園ではモミジ、大濠公園ではケヤキの紅葉が楽しめます。また隣接する「舞鶴公園」もオススメ。福岡城跡の石垣と紅葉のセットがフォトジェニックです。

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22.白野江植物公園(福岡)

30分~1時間の散策コースが用意されている白野江植物公園では、秋になると約800本のモミジが紅葉を迎えます。

30分ほどの「そよ風さわやかコース」では、イロハモミジの木がそびえる「落葉の森」、60分の「ぐるっと一周コース」では、紅葉のほか11月から見ごろを迎えるサザンカ・ツバキの花も見られます。

たっぷり歩いた後は園内の茶屋で和菓子も楽しめますよ。

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九州地方の絶景スポットの1つ、高千穂峡。熊本県の阿蘇山噴火により火砕流が流れ込んでできた峡谷で、約80メートルの断崖が7キロにも及んでいます。

トレッキングも十分楽しめますが、せっかくなら貸しボートに乗って、断崖と紅葉のコラボレーションを見上げてみてはいかがでしょうか。約17メートルの高さから落ちる「真名井の滝」付近では、モミジが美しい紅葉を見せてくれます。

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24.霧島神宮(鹿児島)

霧島神宮は、歴史の深い神社。伊勢神宮に祀られている神、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫神「ニニギノミコト」が祀られています。

紅葉の時期は三の鳥居付近が見どころ。朱塗りの鳥居が紅葉の赤と見事に調和しています。

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その時期にしか見られない景色を楽しもう

紅葉の見ごろ期間は1か月弱。その時期だけの特別な景色をぜひ堪能してみてください。

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元記事執筆:Eri Okubo

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