【W杯アジア最終予選】解説を務めた中村憲剛氏が謝罪「交代の上限回数を頭に入れてなかった」

中村憲剛氏

元日本代表MF中村憲剛氏(40)が自身のSNSを更新し、解説を務めた2022年カタールW杯アジア最終予選中国―日本戦(7日=日本時間8日)での発言について謝罪した。

試合を中継したスポーツ動画配信王手「DAZN」で解説を務めた中村はツイッターに「試合終盤に、選手交代についてのお話をさせていただきましたが、あの時点で交代はもうできない状態でした。交代の上限回数をしっかりと頭に入れていなかった解説者である自分の責任でもあります。視聴されたみなさんに不要な誤解を招いてしまいました。大変申し訳ございませんでした」と書き込んだ。

国際サッカー連盟(FIFA)は新型コロナウイルス禍により、選手交代人数を5人とし、その回数を3回までとしている。森保ジャパンは中国戦の後半5分にMF原口元気(ウニオン・ベルリン)を投入したのをはじめ、31分にMF鎌田大地(Eフランクフルト)、43分にDF佐々木翔(広島)をピッチに送り込み、交代選手枠は2つ余らせながらも交代回数を使い切っていた。

また、試合の実況を務めた桑原学アナウンサーもSNSで謝罪。「昨夜の中国VS日本での選手交代についてですが、日本は佐々木選手の交代によって、交代回数の上限であるハーフタイム以外の三回を使っており、その時点で、それ以上の交代は出来なくなっていました。僕のカウントミスで誤解を招き、申し訳ありません。冷静さが足りなかったと反省しております…」と記していた。

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