ラグビー田中史朗 NEC東葛に加入「常に勝つ意識を」チームメートに植えつける

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オンラインで入団会見を行ったNEC東葛・田中史朗

 ラグビー・新リーグ(リーグワン)のNECグリーンロケッツ東葛は9日、日本代表75キャップでW杯3大会連続出場したSH田中史朗(36)の加入を発表した。先月30日に2シーズン在籍した横浜キヤノンイーグルスを退団していた。

 オンラインでの加入会見も行われ、田中は「新しいチームに来てすごく刺激あるラグビーができて本当にわくわくしています。子どもたちにラグビーの楽しさを教えることも僕の任務だと思っている。ラグビーの素晴らしさ、人生の楽しさを皆さんに伝えたいと思っています」と意気込んだ。

 田中は伏見工高(現京都工学院高)から京産大を経て2007年に三洋電機(現埼玉パナソニックワイルドナイツ)入り。スーパーラグビーではニュージーランドのハイランダーズなどでもプレーした。19年のW杯日本大会では初の8強入りに貢献してきた。

 田中に求められている経験をチームに還元する部分で、メンバーに伝えたいこととして「努力すること、ラグビーを楽しむこと」を挙げる。「これからは世界に出ていく選手が増えていかないといけない。子どもたちに日本が世界と戦っていくことを見せないといけない。努力が日本人の強み。僕が努力する姿をNECのみんなに見せて、NEC全体が努力のチームになっていけばいいなと思います」と話した。

 チームメート、子どもたちに努力する姿を示すためにも自身は日本代表入りをまだまだ狙う。「体が小さい僕でも世界で活躍できるところを見せたい。まだ日本代表もあきらめていない」と力強く言い切った。

 NECグリーンロケッツ東葛は3部制となる新リーグで1部入りが決まっているが、近年は思うような成績を残せず低迷。「常に勝つという意識をマインドとしてチームメートに持ってほしい。それを言い続けていきたい」。田中がチームを変える。