【AEW】みのるがモクスリーの地元に殴り込み 再戦実現も流血の末にパラダイムシフトで敗北

ジョン・モクスリーにドロップキックを放つ鈴木みのる(新日本プロレス提供)

米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(オハイオ州シンシナティー)が8日(日本時間9日)に行われ、鈴木みのる(53)がジョン・モクスリー(35)との一騎打ちに敗れた。

みのるは5日のPPV「ALL OUT」で小島聡とのシングル戦で勝利を収めたモクスリーの前に電撃登場。ゴッチ式パイルドライバーでKOし、シングルマッチ実現にこぎつけた。

序盤から強烈な打撃を繰り出していったみのるは、狂犬と一歩も引かないエルボー合戦、ヘッドバット合戦を展開。ラリアートをかわしてスリーパーに捕らえると、ゴッチ弾を狙うが決めきることはできない。

さらに終盤には右目付近から出血しながらも、モクスリーのラリア―ト連発に鬼の形相で仁王立ち。カウンターのドロップキックを突き刺して攻勢に出た。しかしスリーパーからゴッチ弾を狙おうとしたところで、カウンターのナックルパート2連発を浴びダウンを奪われる。最後はパラダイムシフト(変形DDT)で3カウントを奪われてしまった。

2020年2月の大阪城大会でのIWGP・USヘビー級王座戦で敗れているみのるは、これで狂犬に2連敗。だが敗れたとはいえ、モクスリーの地元・オハイオのファンを熱狂させたことで、唯一無二の存在感を改めて示した。

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