【カーリング】10日に代表決定戦 藤沢五月「ワクワク」 吉村紗也香「楽しみ」

2018年の五輪では一躍注目を集めた。写真は藤沢五月

カーリングの日本代表決定戦(北海道・稚内市みどりスポーツパーク)が10日に開幕。2021年日本選手権覇者の北海道銀行と18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレ(LS)が対戦する。

大一番を前に、北海道銀行の吉村紗也香(29)とロコ・ソラーレ(LS)の藤沢五月(30)の両スキップが9日、報道陣の取材に応じた。

今大会は5試合のうち、先に3勝したチームが12月に予定されている世界最終予選(開催地未定)に日本代表として出場。3位以内に入れば北京五輪切符を手にできる。

北海道銀行は6月から陸上トレーニングで今季の活動をスタート。氷上練習を6月末に開始し、7~8月は練習試合や大会などで実戦感覚を養った。吉村は「明日が楽しみ。今まで準備してきたことを明日からしっかり出し切りたい。チームの状態はみんなそれぞれがベストに近い調子でいる。最後は本当に試合を楽しく自分たちが準備してきたことを氷上で表現したい」と決意を述べた。

LSは昨季に試合を思うように積めなかった分、今季は遠征などで多くの試合をこなしてきた。藤沢は「周りからもちょっと休んだ方がいいよって言われるくらいだった」と苦笑いを浮かべながらも「得られたものがたくさんあった。ようやく始まるんだなってワクワクだったり、楽しみにしている選手が多いと思う」と自信をのぞかせた。

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