アフガン、公務員出勤せず

タリバン政権運営早くも難航

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情報・文化省に登庁したタリバンのメンバー=8日、アフガニスタンの首都カブール(共同)

 【イスラマバード共同】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンによる暫定新政権の運営が早くも難航している。公務員の大半が欠勤したり、退職したりしているためだ。米国が支える民主体制の下で育った若手職員は特に将来を悲観し、職場に来ない。政権を奪えば行政も動かせるとみたタリバンの思惑は外れた形だ。

 タリバンが暫定政権を始動させた初日の8日、職員約850人の情報・文化省では20人ほどしか出勤しなかった。同省はメディアを管轄し、文化財の保護を担ってきた。30代の男性職員によると、この日の昼すぎに大臣らが登庁し、訓示する予定だった。女性職員は1人も来なかったという。