卓球金の伊藤美誠が巨人戦で始球式「投球フォームを研究し、ドストライク狙いたい」

東京五輪で3つのメダルを獲得した伊藤(代表撮影)

金メダリストが華を添える。巨人が9日に、11日の中日戦(東京ドーム)で、東京五輪の卓球で金メダルを含む計3つのメダルを獲得した伊藤美誠(20)が始球式を行うことを発表した。

伊藤は水谷と組んだ混合ダブルスで金メダル、女子団体で銀、女子シングルスで銅メダルを獲得。この夏、日本中を沸かせた女子卓球界のエースが、グラウンドも盛り上げてくれる。

伊藤は球団を通じ以下のコメントを発表した。

「東京オリンピックの閉会式で、普段お会いできない野球日本代表・侍ジャパンの皆さまとお話しする機会がありました。その時、〝あのマウンドに上がり、また投げさせていただきたい〟という気持ちが沸き上がってきました。この度、始球式をやらせていただくこととなり、とても光栄です。日本そして世界が大変な中、東京オリンピックが開催されたこと、開催してくださったこと、さらには開催に向けてのご尽力、大会運営のサポート、テレビやネットで観戦しながら大声援を贈ってくださった、すべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。多くの方々に支えられ、自分らしくプレーする私の姿を見てくださった方が、少しでも笑顔になったり、前向きな気持ちになるなど、誰かの力になれていたら嬉しいです。すべての方々への感謝の想いを白球に込めるとともに、今回、この貴重な機会を与えてくださった読売巨人軍のリーグ優勝を祈念して、精一杯、始球式を務めさせていただきます。当日まで投球フォームをしっかり研究し、ドストライクを狙いたいと思います!」

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