【新型コロナ】ワクチン接種 相模原市が障害者専用会場を設置 初日は76人

8日、相模原市が設置した障害者専用の接種会場では76人が接種を行った(同市提供)

 障害者が安心して新型コロナウイルスワクチンを接種できるよう、相模原市は市立障害者支援センター松が丘園(同市中央区)に専用会場を設置した。初日の8日は76人が1回目の接種を行った。

 障害者にとって大規模接種会場などは普段の生活環境と異なることから、なじめなかったり、興奮してしまったりすることがあるという。新たに設置した専用の接種会場は松が丘園のスタッフが運営に携わり、体調が悪くなったときもすぐに対応できる態勢になっている。

 8日は親子らが訪れ、順々に接種を行ったという。

 対象は市内に住む12歳以上の知的・精神障害者や、市内障害福祉サ-ビス事業所の利用者。実施日は毎週水曜日。予約は、福祉サ-ビス事業所の利用者は事業所から松が丘園にファクス042(750)1906。利用者以外は、ワクチン接種コールセンター電話050(5445)4357。

© 株式会社神奈川新聞社