グッドエイジャー賞受賞由紀さおり りんたろー。の〝赤髪〟に触発され「冒険してみようかな」

阿川佐和子(左)と由紀さおり

作家でエッセイストの阿川佐和子(67)、歌手の由紀さおり(72)らが第19回グッドエイジャー賞を受賞し9日、都内で行われた授賞式に出席した。

同賞は、年齢を重ねても魅力的な人生を送っている著名人に贈られるもの。「今まで私は何屋さんなんだろうと考えることも多かった」という阿川。それでも「今、与えられた場所で、叱られない必死になってやってきた。その都度、新鮮味、面白みを探していたら67歳になりました」と話した。

「51歳の時に『テレビタックル』のスタッフに連れられてゴルフを始めた」という阿川。かなりの腕前でも知られているが、「一週間ほどまでに一緒に回った85歳のジェントルマンに、年を取ったら男は3つの目標を持つことが大事と教えられてもらった」。その3つ目標のうちの一つが「おしゃれでいること」だったという。阿川は「いままでおしゃれという事は後回しにしてきた。ただ、この賞を機に、だらしないばあさんと思われないように、おしゃれに気を使っていきたい」と語った。

また、由紀は35年間、姉の安田祥子とともに童謡や唱歌を歌い続けてきた。「いつ辞めようかと考えてきたが、姉にこんな仕事があるんだけどというと『やるわ』と言ってくれるので、ここまでやってこられた」と話した。

6月にはユーチューブの公式チャンネルを開設し、新しいものに取り組んでいる由紀。数日前はテレビの番組でお笑いコンビ「EXIT」と初めて会ったという。のりんたろー。のことを気にかけているようで、「あの方の真っ赤な髪の毛が大好きなの。ちょっと冒険してみようかなと思っています」と笑みを見せた。

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