【100均ソロキャンプ道具】ダイソーのミニ鉄板レビュー!キャンドゥ&セリアと比較してみました

キャンドゥ、セリアに続き、ダイソーからもキャンパーに人気の「ミニ鉄板」が販売開始され、大手100均3社のミニ鉄板が出揃いました。今回はミニ鉄板について、セリアとキャンドゥのミニ鉄板とどう違うのか、ミニ鉄板の使い始めはどうするのかなど、初めて使う方にもわかりやすく、詳しくレビューいたします。

これから購入する人も必見!100均ダイソー「ミニ鉄板」の概要&セリア・キャンドゥ製品との比較

筆者撮影(左はセリア、右はダイソー)

まずはダイソーの「ミニ鉄板」の概要から。

ダイソー「ミニ鉄板」商品概要

  • 商品名:バーベキュー用ミニ鉄板(リフター付き)
  • 材質:スチール
  • サイズ:鉄板/8.4×13.2cm、リフター/2.8×10.8cm
  • 発売元:エコー金属株式会社

ダイソー「ミニ鉄板」を初めて見たとき、何となく見覚えがある気がしました。

そこで帰宅後にセリアとキャンドゥで購入した「ミニ鉄板」と比較してみると・・・。

ダイソー「ミニ鉄板」はキャンドゥ製品と同じ?!

筆者撮影(左はダイソー、右はキャンドゥ)

左のダイソー「ミニ鉄板」と同じく、右のキャンドゥ「ミニ鉄板」にも「移動しやすいリフター付き」という文字を発見。

左上部には「OUTDOOR ITEMS」の表記と△のロゴマーク。

発売元はエコー金属株式会社。

裏面のバーコードナンバーも同じ。

筆者撮影(左はダイソー、右はキャンドゥ)

これは、キャンドゥと同じ商品では???

そう、実はキャンドゥで販売されている「ミニ鉄板」とまったく同じスペックの商品なのです!

セリアのミニ鉄板は商品が異なる

筆者撮影(セリアの「ミニ鉄板」)

一方で、セリアの「ミニ鉄板」はセリアとエコー金属株式会社の共同開発商品。

ダイソー、キャンドゥの「ミニ鉄板」とは似ているようで、少し異なります。

違う部分は、

  • リフターがついていない
  • 厚みがある
  • 片側の端が斜めにカットされたデザイン

という違いがあります。

ソロキャンプにぴったりなサイズ感!100均ダイソー「ミニ鉄板」のレビュー 開封から使い始めまで

筆者撮影

キャンプにひとつあると便利な「ミニ鉄板」。

開封はハサミ不要の工夫あり

ダイソー、キャンドゥ、セリアが販売している「ミニ鉄板」のパッケージは、上部に開閉ができる仕様です。開封しようと裏面をみると、何と、開閉口上部に切り込みが!!

筆者撮影(開閉口の上に切り込みがあり、ハサミがなくても開封できる)

キャンプ場で開封するときも、ハサミ不要なのは大変便利ですね。

カラ焼きの前にまず洗う

どの「ミニ鉄板」も裏面には、使用前に食器用洗剤をスポンジにつけてよく洗います。と記載されています。

「ミニ鉄板」の表面にはコーティングのための油がついているので、まずは食器用洗剤で洗い落としましょう。

あとは水で洗い流して乾かします。

乾いたらカラ焼きと油ぬりを

洗剤で洗ったあとは、よく乾かしたあとで油を薄くぬり、カラ焼きします。

油をぬるときは、ペーパータオルや布に油を染み込ませ、全体的にぬりましょう。

「ミニ鉄板」にじゅうぶん火が通ったら冷まし、表面に残った油を拭き取ります。

これを2~3回繰り返すと、「ミニ鉄板」に油が馴染み、食材が鉄板にくっつきにくくなります。

鉄の匂いも除去できますよ。

使用後のお手入れは食器用洗剤を使ってもOK

「ミニ鉄板」を使用したあとは、食器用洗剤で洗い、よく乾かします。

乾いたら全体に油を塗って、新聞紙などに包んで、パッケージにしまいましょう。

クッキングシートもおすすめです。

油はオリーブオイルなどの食品用油を使用してください。

水滴がついた状態や、他の金属と一緒に保管するとサビることがあるので注意しましょう。

付属のリフターも忘れずに。

100均ダイソー「ミニ鉄板」実際に使ってみた感想やいかに?ソロキャンプで使う際の工夫もご紹介

筆者撮影

過去にキャンドゥの「ミニ鉄板」を使ったレビューをご紹介しましたが、今回はちょっと違う使い方を考えてみました。

100均「ミニ鉄板」のレビューについては、下記の記事もご参考になさってくださいね。

クッキングシートを使ってみる

過去記事では、お肉を直接「ミニ鉄板」の上に乗せて焼いてみました。

柔らかく焼けて美味しかったのですが、どうしても鉄板は汚れてしまいます。

そこでクッキングシートを使えば、火力が一点集中する固形燃料でも焦げないのでは?と思い、試してみました。

クッキングシートは火が移らないよう鉄板サイズにする

今回は、鉄板より少し小さめのサイズにクッキングシートを折り、鉄板の裏から火がはみ出しても燃え移りにくいよう工夫しました。

そして焼いてみたのが、昭和の時代から愛され続ける「マルシンハンバーグ」!

筆者撮影

油が不要で、片面を2分ずつ焼くだけというお手軽さはキャンプにピッタリです。

結果は大成功!

筆者撮影(鉄板裏から炎がはみ出して見える)

固形燃料の火力が強くなり、鉄板裏から火がはみ出しても、クッキングシートに燃え移ることもなく、ハンバーグも程よい焼き色に。

筆者撮影

油が気になる方は、途中でペーパータオルなどで油を吸収するとよいです。

卵焼きを焼いてみる

続いて、面積の小さい「ミニ鉄板」ですが、小さめサイズの巻いた卵焼きが作れるのでは?と試してみました。

1~2秒で焼けました!

筆者撮影(鉄板が温まっていれば数秒で焼ける。卵液がこぼれたのは、少し傾いていたため)

急いで端から箸でクルクルと巻きます。

焦げることなく、ミニ卵焼きが完成しました!

筆者撮影(サイズは小さいけれどふんわり焼けた)

キャンプの朝食で、和食を食べるときにおすすめの方法です。

固形燃料が残ったので豚肉も焼いてみた

30gの固形燃料1つで、ハンバーグと卵焼きが焼け、まだ燃料が残ったので急遽豚肉を焼いてみました。

筆者撮影

30gの固形燃料1つで3品できました!

お肉だけでなく、焼き魚やアスパラ、ピーマンなどの野菜もおすすめです。

100均ダイソー「ミニ鉄板」をおすすめする人

ダイソー「ミニ鉄板」をおすすめのは、こんな方です。

卓上で一人焼肉を楽しみたい人

ソロキャンプはロースタイルで楽しむ方が多いのですが、テーブルの上で卓上一人焼肉を楽しむにも「ミニ鉄板」はおすすめです。

テーブルの上に、ポケットストーブやウッドストーブなどを置き、その上に「ミニ鉄板」をのせて、順番に自分の食べたいものを焼きながらお召し上がりください。

100均の「ミニ鉄板」が欲しい人

ネット通販でも多くの「ミニ鉄板」が扱われており、厚みも重さも選べるのですが、まずは100均で試してみたい、鉄板が薄くても安価がいいという方におすすめです。

ダイソーのものはリフターが付いているので、使いやすいですよ。

何枚か欲しい、リフター付きも欲しい人

「ミニ鉄板」の魅力は、コンパクトで重ねて持ち運べることと、並べて使えること。

何枚か持っていても使い道のある「ミニ鉄板」ですし、専用リフターもしっかりとした作りで機能的なので、追加購入もおすすめです。

100均ダイソー「ミニ鉄板」をおすすめしない人

とくにダイソーのミニ鉄板を購入する必要がないと思う人もご紹介しますね。

すでに100均のミニ鉄板を持っている人

キャンドゥで「ミニ鉄板」を購入された方や、他の「ミニ鉄板」をお持ちの方は新しく購入しなくても◎。

キャンプで料理をしない人

グランピングや近くの飲食店で食事は済ませるといった、キャンプ場で料理をしない方は「ミニ鉄板」の出番がないので購入不要です。

大人数で楽しむキャンプをする人

ファミリーキャンプや仲間数人とキャンプを楽しむ場合は、一度に多めの料理を作るので、「ミニ鉄板」より大きめのサイズがおすすめです。

100均ダイソー「ミニ鉄板」と一緒に使うとよいおすすめソロキャンプグッズ

筆者がダイソー「ミニ鉄板」と相性が良いと思っているキャンプグッズは、同じくダイソーで販売されている「ポケットストーブ」です。

ちなみに、100均で販売される前からキャンパーに人気の、エスビットのポケットストーブもおすすめ。

こちらは専用の固形燃料もありますよ。

ポケットストーブだけでは、地面に熱が伝わってしまうので、耐熱シートや熱を通さないテーブルの上で使うのがおすすめです。

また、固形燃料や焚き火ではなくバーナーで使いたい方には、こちらがおすすめです。

熱源はカセットコンロで使う「ガス缶」で入手しやすく、火力調整ができる点が魅力です。

ごとく部分が広く、使わないときはコンパクトにしまえる点もいいですね。

100均ダイソー「ミニ鉄板」はリフター付きで使いやすく、初心者にもおすすめ!

筆者撮影(左がダイソー、右がキャンドゥ)

ダイソー「ミニ鉄板」は最初からリフターが付いてくるところと、家に忘れてきた!というときでも、ダイソーに寄って購入できる価格帯が◎。

ダイソーで売切れていた、近くにダイソーがないというときは、キャンドゥやワッツも訪れてみてください。ダイソーとまったく同じミニ鉄板を販売しています。

また、リフターは付属しませんが、少し厚みがある鉄板がいいという方は、セリアがおすすめです。

ぜひお試しくださいね。

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