今日は何の日?【9月10日】

1月1日は元日、5月5日はこどもの日、7月の第3月曜日は海の日など、国民の祝日と定められている日以外にも、1年365日(うるう年は366日)、毎日何かしらの記念日なんです。日本記念日協会には、2021年2月時点で約2,200件の記念日が登録されており、年間約150件以上のペースで増加しているそう。その記念日の中から、旅や地域、グルメに関するテーマを中心に注目したい日をピックアップして紹介していきます。

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苦汁(にがり)の日

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「にがり」は、一般的に海水から塩を取った後に残った液体を指します。現代人に不足しがちなミネラルであり、美容、健康、トレーニングのサポートにも関連すると、もっとも注目されているのが、にがりの主成分であるマグネシウム。マグネシウムとカルシウムは密接に関係しており、カルシウム不足を補うためにも、十分にとっておきたいミネラルです。

そんな苦汁(にがり)の魅力を多くの人に知ってもらうのを目的として、兵庫県赤穂市に本社を置き、食塩や苦汁を中心とした無機ミネラル総合メーカーの赤穂化成が制定。日付は、苦汁(にがり)は舐めると苦いので苦汁(くじゅう)と書くことから「9(く)10(じゅう)」で9月10日となりました。

牛たんの日

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太平洋戦争が終結し、日本が復興に向けて歩み始めた昭和23年(1948年)、仙台牛タン焼きの歴史が始まりました。仙台牛タンの生みの親「太助」の初代店主、故佐野啓四郎さんが、洋食料理の中で使われていた素材「牛タン」の旨さのとりこになり、試行錯誤を重ねた末「牛タン焼き」が誕生。その自慢の一品を、お店で出したのが仙台牛タン焼きの始まりなのだとか。

そんな仙台の食文化であり名物として名高い牛タン焼きを、より多くの人においしく、楽しく、安全に食べてもらうことを目的とした「牛たんの日」。宮城県仙台市を中心とした牛たん専門店が加盟する「仙台牛たん振興会」が制定しました。日付は9と10で「牛(9)たん=テン(10)」と読む語呂合わせから。

協力:日本記念日協会

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